XMail の特定のローカルユーザは、XMail のローカルドメインの一つまたは複数について K4 上で XMailCFG と同様の管理作業を行うことができます。この作業を K4 では "ドメインの管理" と呼び、この権限を与えられたユーザを K4 では "ドメイン管理者" と呼んでいます。一方、XMailCFG にログインできるユーザは "マスター管理者" です。

• K4 のドメイン管理
  
• ドメイン管理者の指定
  
• ユーザの管理
  
• リストの管理
  
• エイリアスの管理
  
• アドレス帳の管理
  
• 追加メニューの管理
  
• アクセスログの閲覧
  

K4 のドメイン管理

以下はドメイン管理者にできることの一覧です。

• ユーザの追加や削除など、ユーザの管理が可能
  
• 個々のユーザに対する個人用メーリングリストの開設を許可可能
  
• メーリングリストの追加や削除など、リストの管理が可能
  
• 特定のメーリングリストの管理を特定の自ドメイン内ユーザに対して許可可能
  
• エイリアスの追加や削除など、エイリアスの管理が可能
  
• ドメインユーザが共有するアドレス帳の作成・編集が可能
  
• ドメインユーザに対して表示する追加メニューの登録・編集が可能
  
• アクセスログの閲覧が可能
  
• ログアウト先 URL の指定・編集が可能
  
• ログインメッセージの作成・編集が可能
  

一方、マスター管理者と比較し、ドメイン管理者には以下の制限があります。

• 追加できるユーザ数やメーリングリスト数には制限があります。
  
• ドメインをまたがる個人用メーリングリストの管理を許可することはできません。
  
• ドメインの追加や削除は許可されていません。
  
• 権限のないドメインについては管理を行えません。
  
• ドメイン間をまたがるエイリアスについては管理できません。
  
• XMail 自体の管理は行えません。
  
• セキュリティ関連の管理は行えません。
  
• そのほか、ドメイン管理者の権限はマスター管理者と比べて制限されています。
  

ドメイン管理者の指定

K4 におけるドメイン管理のための設定は XMailCFG の [ドメインの管理]-[K4 ドメイン管理](右図) で行います。

• [ドメイン管理者]　ドロップダウンリストから XMail のローカルユーザのうちの一人を選択します。すなわち、ここで選択したユーザが K4 にログインすると [ドメインの管理] メニューが表示されることになります。

• [ユーザ数制限] などは、マスター管理者の方針に従って適切な数値を指定します。すなわち、ドメイン管理者による管理作業はここで指定される制限の範囲内で行われることになります。

• ドメイン管理者は管理対象ドメインに所属するユーザである必要はありません。また、一人のユーザが複数のドメインについて管理者になることができます。

• ドメイン管理についての設定は XMail を再起動することなく直ちに有効になります。

ユーザの管理

下図は K4 におけるユーザの管理ページです。ページ内では各項目タイトル(青色リンク表示の部分)のクリックでヘルプが表示されるようになっています。

リストの管理

下図は K4 におけるメーリングリストの管理ページです。

エイリアスの管理

下図は K4 におけるエイリアスの管理ページです。

登録エイリアスの先頭に [予約] がついているものはマスター管理者によって登録されたものです。ドメイン管理者はこれを削除・変更することはできません。

アドレス帳の管理

下図は K4 における共用アドレス帳の管理ページです。

追加メニューの管理

下図は K4 における追加メニューの管理ページです。

アクセスログの閲覧

ドメイン管理メニューの [アクセスログ] からは管理対象ドメインについての POP/SMTP アクセスログを最大 1000 件まで閲覧することができます。

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