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このページでは XMailCFG を入手し、インストールします。
なお、XMail のインストールが完了していないと XMailCFG のセットアップを行うことはできません。
また、本サイトの情報にもとづいて XMail のインストール/セットアップを行う場合、"Documentation" ページの "XMail" において項目メニュー "インストール" までの作業を先に行ってください。同ページの "環境設定" 以降の作業は必要ありません。
XMailCFG の入手は本サイトの "Download" ページからリンクをたどってください。
LZH 圧縮版、ZIP 圧縮版、EXE 実行ファイル版が用意されています。
Windows 環境では、XMailCFG のインストールは以下のように行います。
■ウェブサーバの準備
まず、あなたが利用するウェブサーバで XMailCFG を使えるようにするための準備作業を以下のページを参考に行ってください。
なお、あなたが利用するウェブサーバに合わせ、XMailCFG をインストールするフォルダ(ディレクトリ)に対して基本認証など適切なアクセスコントロールをセットアップし、特定のユーザまたは環境からのみ XMailCFG にアクセスできるようにしておく必要があります。さもないと、あなたの XMail が第三者によって不正に操作されてしまう危険があります。
IIS の場合、XMailCFG の仮想ディレクトリに対して認証コントロールを行っておく必要があります。具体的にはこちらを見てください。
■XMailCFG のインストール
ダウンロードしてきた XMailCFG アーカイブを展開し、ウェブサーバからアクセスできる場所に置けば、それがインストールです。XMailCFG は右のフォルダ構成で配置されます。
xmailcfg
XMailCFG のインストール場所で、任意の名前にすることができます。ウェブサーバに IIS 5.0/6.0 を使う場合を除き、XMailCFG はどのドライブ/フォルダでもインストールできますが、XMailCFG までのパスの個々のフォルダ名にスペースを含む場所は避けてください。
xmailcfg\cgi
XMailCFG のすべての Perl スクリプトはここにあります。利用するウェブサーバによっては拡張子 .CGI のファイルの第 1 行を修正する必要があります(後記 "スクリプトファイルの修正" 参照)。
xmailcfg\help
関連するヘルプファイルがあります。
xmailcfg\html
関連する HTML ドキュメントがあります。
xmailcfg\image
関連する画像ファイルが入っています。追加でダウンロードした画像ファイルはここに入れてください。
xmailcfg\setup
Perl スクリプトの第 1 行を自動修正するためのバッチファイル(update.bat)といくつかの HTML ドキュメントが入っています。
xmailcfg\temp
XMailCFG が使う作業ファイルなどを格納する一時フォルダです。ただし、このフォルダはインストール時には存在せず、XMailCFG の実行によって自動作成されます。
なお、XMailCFG を IIS 上で利用する場合、xmailcfg\cgi フォルダと xmailcfg\temp フォルダ、XMail 環境変数 MailRoot で示されるフォルダに対する IIS 実行ユーザによる書込みアクセス権を設定する必要があります。
■スクリプトファイルの修正
利用するウェブサーバによっては、cgi フォルダ内の拡張子 .cgi を持つスクリプトファイルの最初の 1 行(#! から始まる行で、shebang 行と呼ばれます。perl.exe へのフルパスを定義する行です)を修正しなければなりません。
Apache for Win32 では修正が必要です。AN HTTP Server ではデフォルトではこの行を見ないので、その場合は修正の必要はありません。IIS の場合も修正の必要はありません。
XMailCFG のすべての .cgi ファイルの第 1 行は以下のようになっています。
#!C:/usr/perl/bin/perl.exe |
Perl を C:\usr\perl にインストールしているならこれはこのまま使えます。他の場所にインストールしている場合、C:/usr/perl/bin/perl.exe の部分を実際のパスに変更する必要があります。
update.bat を利用してください。 もし Perl が正しくインストールされているなら、XMailCFG の setup フォルダにあるバッチファイル update.bat を使ってこの作業を自動化することができます。エクスプローラなどから update.bat を実行してください(以下は実行例)。
■インストール完了
インストール完了です。しかし、"基本セットアップ" へ進むのはちょっと待ってください。このままでは XMailCFG にだれでもアクセスできてしまいます。
前述のように、XMailCFG のインストールが完了したなら、あなたが利用するウェブサーバに合わせて XMailCFG へのアクセスコントロールを行ってください。さもないと、あなたの XMail が第三者によって不正に操作される可能性があります。
Microsoft 社の IIS を除くウェブサーバでは XMailCFG をインストールしたディレクトリ(フォルダ)に対する基本認証をセットアップします。IIS の場合、該当フォルダに対する認証コントロールをセットアップします。
なお、Sambar Server 5.3 およびそれ以降のバージョンでは、.htaccess を使用するアクセスコントロールを行うと XMailCFG が正しく動作しない場合があります。詳細は Sambar Server のバージョンによる注意 を見てください。
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