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セキュリティの管理

XMail/XMailCFG のセキュリティ機能は強力です。
このページでは XMailCFG のメインメニュー [セキュリティ] の設定を行います。


SMTP ホワイトリストの管理(IPベース)


XMail の SMTP サーバの利用時に IP アドレスベースのセキュリティチェックをまったく行わないホストの IP アドレスを登録/削除します。ここで指定するホストについては第三者中継チェックも行われません。

SMTP ホワイトリストの管理(IPベース)

ホワイトリストには完全に信用できるホストまたはネットワークを登録します。ホワイトリストを利用することで [SMTP アクセス許可] や [SMTP リレー許可] などのセキュリティチェックに例外を設けることができます。

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SMTP ホワイトリストの管理(ドメイン名ベース)


XMail の SMTP サーバの利用時に IP アドレスベースのセキュリティチェックをまったく行わないホストのドメイン名を登録/削除します。ここで指定するホストについては第三者中継チェックも行われません。

SMTP ホワイトリストの管理(ドメイン名ベース)

ホワイトリストには完全に信用できるドメイン名を登録します。ホワイトリストを利用することで [SMTP アクセス許可] や [SMTP リレー許可] などのセキュリティチェックに例外を設けることができます。

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SMTP アクセス許可


[SMTP アクセス許可] では、XMail の SMTP サーバへのアクセスを許可するホストの IP アドレスまたはネットワークを指定します。通常の運用ではとくに制限を行う必要はありません。制限を行わない場合の設定は以下のようになります。

SMTP アクセス許可

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SMTP リレー許可


XMail を利用して外部のあて先にメッセージを送ることを許可するホストまたはネットワークを定義します。
[SMTP リレー許可] はきわめて重要です。XMail をインターネットで使う場合は必ず正しいリレー制限を行ってください。

SMTP リレー許可

■サンプル 1

イントラネット(192.168.1.0/24)のすべてのコンピュータと、インターネットの 210.196.149.170 という IPアドレスを持つ特定のコンピュータからのみリレーを許可する場合の設定サンプルは以下の通りです。

127.0.0.0255.255.255.0
192.168.1.0255.255.255.0
210.196.149.170   255.255.255.255

■サンプル 2

ネットワークアドレスが 210.196.149.160 であり、IPアドレスを 8 個持つネットワークからのリレーのみを許可する場合の設定サンプルは以下の通りです。

127.0.0.0255.255.255.0
210.196.149.160   255.255.255.248
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SMTP 認証アカウントの管理


[SMTP 認証アカウントの管理] では、SMPT 認証によって XMail の SMTP サーバを利用できるローカルユーザ以外のアカウントを追加/削除します。

SMTP 認証アカウントの管理

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スパムアドレスの管理


スパムアドレスの管理

[スパムアドレスの管理] では、スパムメールの発信元メールアドレスを登録/削除します。スパムとは、幸福の手紙、不幸の手紙、メール爆弾、ダイレクトメールなど、無断で送りつけられてくる迷惑メッセージです。

到着メッセージの Sender アドレス(SMTP セッション時の MAIL FROM:の値。From: ヘッダタグの値とは限りません)がここに登録されたアドレスと一致する場合、XMail はそのメッセージの受信を拒否します。

なお、個別のユーザやメーリングリストに対する特定アドレスからのメッセージを拒否する場合はメインメニュー [ユーザの管理] またはメインメニュー [リストの管理] から [受信拒否] メニューを利用することができます。


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スパムホストの管理


[スパムホストの管理] では、スパム発信元コンピュータまたはネットワークの IPアドレスを登録/削除します。

スパムホストの管理

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スパムメッセージの管理


[スパムメッセージの管理] では、メーリングリストあてを含むすべての送受信メッセージに対するコンテンツフィルタリングを行い、メッセージのヘッダタグの値としてここで指定するキーワードが含まれるものを自動削除します。

ただし、この機能がうまく機能するためには XMailCFG の標準フィルタ機能が利用可能になっている必要があります。詳細は "フィルタの管理" ページを見てください。

スパムメッセージの管理

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GLST の管理


強力なアンチ・スパムツール GLST の環境設定を行います。GLST は XMail の作者 Davide Libenzi が公開しています。

GLST の管理

GLST を利用するためには XMail のフィルタ定義ファイル filters.pre-data.tab に GSLT を起動するための適切な登録を行なう必要があります。XMailCFG の [フィルタの管理]-[SMTP DATA 前処理] を利用できます。

GLST の詳細については "Documentation" の "GLST" を参照してください。

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CTRL アクセス許可


[CTRL アクセス許可] では、XMail のコントロールサーバへのアクセスを許可するコンピュータまたはネットワークの IPアドレスを指定します。

[CTRL アクセス許可] の設定は重要です。XMail をインターネットで使う場合、もし 0.0.0.0  0.0.0.0  ALLOW  1 という定義があればそれを必ず削除し、新たに適切な指定を行ってください。

CTRL アクセス許可

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CTRL 管理アカウントの管理


XMailCFG から XMail を操作するためのアカウントを管理します。

CTRL 管理アカウントの管理

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FINGER アクセス許可


[FINGER アクセス許可] では、XMail の FINGER サーバへのアクセスを許可するコンピュータまたはネットワークの IP アドレスを指定します。FINGER サービスはユーザ情報提供サービスで、XMail のユーザ情報定義ファイル user.tab の内容を応答するものです。

XMail をインターネットで使う場合、もし 0.0.0.0  0.0.0.0  ALLOW  1 という登録があればそれを必ず削除してください。

現在のインターネットでは FINGER サービスは一般的ではないので、とくに必要がないのであれば以下のようにすべてのアクセスを禁止するか、[基本セットアップ]-[レジストリの登録] で FINGER サービスを停止することをすすめます。

FINGER アクセス許可

なお、XMailCFG の [ユーザの管理] や関連ツール K4 では FINGER サーバを介さずにユーザ情報を取得します。

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POP アクセス許可


XMail の POP サーバへのアクセスを許可するコンピュータまたはネットワークの IP アドレスを指定します。

POP アクセス許可

デフォルトの指定 0.0.0.0  0.0.0.0  ALLOW  1 では、すべてのコンピュータまたはネットワークにアクセスを許可します。

一般的なメールサービスではデフォルトのままで問題はありませんが、セキュリティをとくに重視するネットワークではデフォルトを削除し、新たな指定を行ってください。指定方法については他の設定を参考にしてください。


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