アーカイブの管理 |
このページでは kml で公開するメーリングリストアーカイブを個別に管理します。
なお、本ページの記事はバージョン 0.0x の kml にもとづいています。
kml で公開するメーリングリストアーカイブの環境情報は XMailCFG の [環境設定]-[XMailCFG環境設定] の "kml データフォルダ" で指定するフォルダの中にあります。たとえば、"kml データフォルダ" が C:\usr\kmlroot であるとし、アーカイブのメーリングリストが list@xmail.dojo.jp であるとすると、C:\usr\kmlroot\mls\list@xmail.dojo.jp\profile.tab がこのアーカイブの環境設定ファイルです。
この profile.tab や、同じ場所にあるいくつかの設定ファイルは XMailCFG から管理します。
XMailCFG のメニュー [kml の管理]-[アーカイブの管理/個別環境設定] を開くとアーカイブを個別に管理することができます。
ここから、個別のアーカイブ(MLアドレス)をクリックすれば以下のように個別の環境設定が可能です。
■アーカイブの基本設定
[kml によるアーカイブ公開] このメーリングリストのアーカイブを kml で公開するかどうかを選択します。ここをチェックし、さらに [タイトル (kml サイトでの表示名)] を指定するだけでひとまずアーカイブの公開が可能になります。
[タイトル(kmlサイトでの表示名)] 公開アーカイブに自由なタイトル(名前)をつけます。日本語が使用できます。このタイトルは kml サイトにおけるアーカイブ一覧などでアーカイブを識別する文字列として利用されますが、サイト内に同名タイトルがあってもエラーにはなりません。
[公開開始日] 指定日からアーカイブを公開する場合に年月日を指定します。何も指定しない場合や不完全な指定を行った場合は [kml によるアーカイブ公開] を実行すると同時にアーカイブは公開されます。
[公開終了日] 指定日にアーカイブ公開を終了する場合に年月日を指定します。何も指定しない場合や不完全な指定を行った場合は 9999 年 12 月 31 日が終了日になります。
[ページあたり表示投稿数] このアーカイブ内のメッセージリストを表示するときの、1ページあたりの投稿記事数を指定します。何も指定しなかった場合、グローバル環境設定における指定が有効になります。
[最大表示投稿数] このアーカイブで表示する投稿メッセージの総数を指定します。ただし、kml は投稿記事群のインデックスを作成してから個々の投稿を表示するため、あまり大きな数値を指定すると処理が重くなる可能性があります。何も指定しなかった場合、グローバル環境設定における指定が有効になります。
[スレッド表示] アーカイブ内メッセージ一覧において、スレッド表示を可能にするかどうかを選択します。
[関連投稿情報(References:)の表示] 投稿メッセージのヘッダから取り出した References:情報を表示するかどうかを選択します。References:には 1 つの記事に関する参照情報(スレッド情報)が含まれています。
[メーリングリストアドレスの隠蔽] kml のアーカイブ一覧や投稿メッセージ一覧などで個々のアーカイブのメーリングリストアドレスを非表示にするかどうかを選択します。
[投稿者メールアドレスの隠蔽] 投稿一覧や個別の投稿記事を表示するとき、投稿者のメールアドレスを非表示にするかどうかを選択します。
[本文中メールアドレスの隠蔽] 投稿記事本文中のメールアドレスのうちドメイン名部分を代替文字列(アスタリスク)に置き換えるかどうかを選択します。
[ハイパーリンク表示] アーカイブ内の投稿メッセージ内にウェブサイトのアドレスとみなされる文字列があった場合に、それをハイパーリンクとして表示するかどうかを選択します。
[添付ファイルがあれば処理する] アーカイブ内の投稿メッセージ内に添付ファイルが存在する場合に、それをダウンロード可能にするかどうかを選択します。
[添付ファイルのウイルススキャン] アーカイブ内メッセージの添付ファイルを処理するとき、そのウイルススキャンを実行するかどうかを選択します。ただし、ウイルススキャンが実際に行われるためには XMailCFG の [環境設定]-[XMailCFG 環境設定] においてスキャンプログラムを正しく指定している必要があります。
[ウイルススキャンのスキップ] ウイルススキャンを実行するアーカイブであっても、ここで指定するサイズ(KB)以上のメッセージファイルについてはウイルススキャンを行いません。
[閲読許可 IP アドレス参照] このアーカイブへのアクセスにさいし、[閲読許可 IP アドレス] で指定する情報を調べ、そこにある IP アドレスとアクセス者の IP アドレスが一致したとき、実際にアーカイブの閲読を許可するかどうか選択します。ただし、閲読許可となる IP アドレスであっても、[閲読拒否 IP アドレス] にも一致する場合は閲読が拒否されます。
[閲読許可 IP アドレス] このアーカイブの閲読を許可するホストの IP アドレスを指定します。
IPアドレスは以下のように指定できます。
192.168.1.10 # 個別指定
10.1.0.0/24 # マスク指定
10.1.1.1-10.1.1.100 # 範囲指定
1行の指定の末尾にはシャープ文字(#)に続けてコメントを書くことができます。
[閲読拒否 IP アドレス参照] このアーカイブへのアクセスにさいし、[閲読拒否 IP アドレス] で指定する情報を調べ、そこにある IP アドレスとアクセス者の IP アドレスが一致したとき、そのアーカイブの閲読を拒否するかどうか選択します。
[閲読拒否 IP アドレス] このアーカイブの閲読を拒否するホストの IP アドレスを指定します。IP アドレスの指定方法については [閲読許可 IP アドレス] の場合と同様です。
■認証の設定
[アーカイブ閲読を要認証にする] このアーカイブの閲読を特定メンバーにのみ許可する場合に実行します。
[アーカイブの存在を隠す] 通常、メンバーは kml トップページで表示されるアーカイブ一覧の中から特定のアーカイブ名を選択して閲読を開始しますが、トップページでアーカイブの存在を隠すこともできます。
存在を隠したアーカイブは一括して [その他のアーカイブ] という名前で表示されます。この場合、ログイン時にそのアーカイブのメールアドレスを直接入力することで閲読アーカイブを指定することになります。
[認証方法] 認証情報の参照先を選択します。ただし、「ウェブ管理」を実行している場合は認証方法にかかわらず管理用アカウントでログインできます。
[XMail アカウント] にすると XMail のアカウントリストファイル mailusers.tab を参照し、一致するアカウントがあればログインできます。[パスワードファイル] の場合、[アカウントリスト] で作成するアカウント情報を参照します。[共通アカウント] の場合、[共通アカウントのログイン ID] と [共通アカウントのパスワード] で指定する情報を参照します。
[アカウントリスト] 認証方法で [パスワードファイル] を指定している場合に、そのアカウント一覧を以下のルールで入力します。
ログインID (SP) パスワード (改行)
ログイン ID、パスワードは任意の 1 バイト文字が使えます。ただし、区切り文字 (SP) がタブまたはスペースなので、ID とパスワードにはそれを含むことはできません。パスワードのあとにはシャープ文字 (#) に続けて任意のコメントを日本語で書くことができます。
[共通アカウントのログインID] 共通アカウントを利用して認証ログインを行う場合のログイン ID を指定します。
[共通アカウントのパスワード] 共通アカウントを利用して認証ログインを行う場合のパスワードを指定します。
[ログイン時リトライ回数制限] ログイン失敗と再認証を連続して何回まで許すかを指定します。何も指定しなければ 10 回になります。失敗がこの回数に到達した場合、改めて認証ページにアクセスしなければなりません。
このとき、もしグローバル環境の [不正ホストアクセス拒否機能] が実行されている場合、その PC がそのとき持っていた IP アドレスからは [制限超過時のアクセス拒否時間] で指定する時間はアーカイブにアクセスすることができなくなります。
[制限超過時のアクセス拒否時間] 制限回数を超えてアーカイブへのログインに失敗したホストからのアクセスを一定時間拒否する場合にその秒数を指定します。ただし、この機能を有効にするためにはグローバル環境設定において [不正ホストアクセス拒否機能] を実行する必要があります。
[ログイン有効時間] ログイン後にサイト内で活動できる時間を秒数で指定します。この時間が過ぎると、ログアウトを促すページが表示され、その後はアーカイブ内の活動ができなくなります。何も指定しなかった場合、グローバル環境設定における指定が有効になります。
[ログアウト先ページ(URL)] ログアウトボタンを押したときに開くウェブサイトのアドレスを指定します。何も指定しなかった場合、グローバル環境設定における指定が有効になります。
■ウェブ投稿の設定
[ウェブ投稿の実行] kml サイト内の投稿フォームからこのアーカイブのメーリングリストへの投稿を許可するかどうかを選択します。ただし、ウェブ投稿を可能にするためには、グローバル環境設定において [ウェブ投稿機能] が実行されている必要があります。
[投稿の開始日] 指定日からウェブ投稿を許可する場合に年月日を指定します。何も指定しない場合や不完全な指定を行った場合はウェブ投稿を実行すると同時にそれは可能になります。
[投稿の終了日] 指定日にウェブ投稿を終了する場合に年月日を指定します。何も指定しない場合や不完全な指定を行った場合、9999 年 12 月 31 日がその終了日になります。
[投稿時の本文引用] ウェブ投稿において関連投稿を行う場合に、元投稿の引用を行うかどうかを選択します。
[引用符の指定] ウェブ投稿における本文引用のさいに使用する引用符を選択します。
[投稿テキスト最大サイズ] ウェブ投稿で投稿できる本文の最大サイズをバイト数で指定します。
[ヘッダの付加] ウェブ投稿において投稿メッセージ本文の冒頭にヘッダを付加するかどうかを選択します。ただし、この指定は XMailCFG の [リストの管理]-[ヘッダ/フッタ] と連動しているので注意してください。ヘッダテキストは [リストの管理]-[ヘッダ/フッタ] から編集できるほかに、もしこのアーカイブにおいて [ウェブ管理] を許可するなら、そこでの編集を許可することができます。
[フッタの付加] ウェブ投稿において投稿メッセージ本文の末尾にフッタを付加するかどうかを選択します。ただし、この指定は XMailCFG の [リストの管理]-[ヘッダ/フッタ] と連動しているので注意してください。フッタテキストは [リストの管理]-[ヘッダ/フッタ] から編集できるほかに、もしこのアーカイブにおいて [ウェブ管理] を許可するなら、そこでの編集を許可することができます。
[添付ファイル許可] ウェブ投稿時に添付ファイルを許可するかどうかを選択します。添付できるのは 1個だけです。ただし、XMailCFG の [リストの管理] において対応するメーリングリストで添付ファイルの削除が実行されている場合、ファイルの添付は実行できません。
[添付ファイル最大サイズ] ウェブ投稿時にアップロードできるファイルの最大サイズをキロバイトで指定します。ただし、XMailCFG の [リストの管理]-[アカウント情報]-[メッセージサイズ制限] が指定されている場合、それを超えるサイズを指定することはできません。[リストの管理] において対応するメーリングリストで添付ファイル削除機能が実行されている場合、ファイルの添付は実行できません。
[投稿通知先アドレス] ウェブ投稿があったことを通知したいメールアドレスがあれば指定します。カンマやスペースで区切れば複数アドレスを指定できます。
[X-Mailer:ヘッダタグ文字列] ウェブ投稿において投稿メッセージのヘッダタグとして X-Mailer: を付加する場合にその値となる文字列を指定します。
■ウェブ登録・削除の設定
[ウェブ登録・削除の実行] kml サイト内の投稿フォームからこのアーカイブのメーリングリストへのメンバー登録やそこからのメンバー削除を行えるようにするかどうかを選択します。ただし、ウェブ登録・削除を可能にするためには、グローバル環境設定において [ウェブ登録・削除機能] が実行されている必要があります。
[登録・削除の開始日] 指定日からウェブ登録・削除を許可する場合に年月日を指定します。何も指定しない場合や不完全な指定を行った場合はウェブ登録・削除を実行すると同時にそれは可能になります。
[登録・削除の終了日] 指定日にウェブ投稿・削除を終了する場合に年月日を指定します。何も指定しない場合や不完全な指定を行った場合、9999 年 12 月 31 日がその終了日になります。
[登録・削除の通知先アドレス] ウェブ登録・削除があった場合、その事実を通知したいメールアドレスがあれば指定します。カンマやスペースで区切れば複数アドレスを指定できます。
[登録・削除の方法] メンバーの登録や削除を行う方法を選択します。[即時] ではフォーム送信と同時にそれを実行し、[確認応答メッセージ] ではまずそのメンバーに確認メッセージを送信し、所定の応答があった場合にそれを実行し、[運営者が決定] では kml 運営者がそれを手作業で実行します。
[ウェルカムメッセージ送信] メンバーの登録にあたり歓迎メッセージを送るかどうかを選択します。ただし、メッセージを送るのは [登録・削除の方法] が [即時] の場合だけです。
メッセージテキストは XMailCFG の [リストの管理]-[リストプロセッサ] から編集できるほかに、もしこのアーカイブにおいて [ウェブ管理] を許可するなら、そこでの編集を許可することができます。
[バイバイメッセージ送信] メンバー削除にあたり残念メッセージを送るかどうかを選択します。ただし、メッセージを送るのは [登録・削除の方法] が [即時] の場合だけです。
メッセージテキストは XMailCFG の [リストの管理]-[リストプロセッサ] から編集できるほかに、もしこのアーカイブにおいて [ウェブ管理] を許可するなら、そこでの編集を許可することができます。
■ウェブ停止・再開設定
[ウェブ停止・再開の実行] kml サイト内の投稿フォームからこのアーカイブのメーリングリストへの購読一時停止やその後の購読再開を行えるようにするかどうかを選択します。ただし、ウェブ停止・再開を可能にするためには、グローバル環境設定において [ウェブ停止・再開機能] が実行されている必要があります。
[停止・再開の開始日] 指定日からウェブ停止・再開を許可する場合に年月日を指定します。何も指定しない場合や不完全な指定を行った場合はウェブ停止・再開を実行すると同時にそれは可能になります。
[停止・再開の終了日] 指定日にウェブ停止・再開を終了する場合に年月日を指定します。何も指定しない場合や不完全な指定を行った場合、9999 年 12 月 31 日がその終了日になります。
[停止・再開の方法] 購読の一時停止や再開を行う方法を選択します。[即時] ではフォーム送信と同時にそれを実行し、[確認応答メッセージ] ではまずそのメンバーに確認メッセージを送信し、所定の応答があった場合にそれを実行し、[運営者が決定] では kml 運営者がそれを手作業で実行します。
■ウェブ管理
[ウェブ管理の実行] このアーカイブの運営者に対して kml サイト内からの環境設定を許可するかどうかを選択します。ただし、ウェブ管理が実際に実行可能になるためには、グローバル環境設定の [ウェブ管理機能] でそれを実行する設定にしており、また [管理用ログイン ID] と [管理用パスワード] を指定する必要があります。
[管理用ログインID] このアーカイブを kml サイト内の専用ページから管理する場合のログイン ID を指定します。ログイン ID とパスワードの双方が指定された場合に実際に管理が可能になります。
[管理用パスワード] このアーカイブを kml サイト内の専用ページから管理する場合のログインパスワードを指定します。ログイン ID とパスワードの双方が指定された場合に実際に管理が可能になります。
[付加テキストの編集] このアーカイブのメーリングリストで配信される投稿メッセージの本文に自動付加するヘッダテキストやフッタテキストの作成・編集をウェブ管理において許可するかどうかを選択します。これらのテキストは XMailCFG の [リストの管理]-[ヘッダ/フッタ] から操作するものと同じです。
[送迎メッセージの編集] このアーカイブのメーリングリストにメンバー登録したときまたはそこから登録を削除したときに自動送信されるウェルカムメッセージまたはバイバイメッセージの作成・編集をウェブ管理において許可するかどうかを選択します。これらのテキストは XMailCFG の [リストの管理]-[リストプロセッサ] から操作するものと同じです。
[管理許可 IP アドレス] kml サイトでこのアーカイブの管理(環境設定)を許可するホストの IP アドレスを指定します。
IPアドレスは以下のように指定できます。
192.168.1.10 (個別指定)
10.1.0.0/24 (マスク指定)
10.1.1.1-10.1.1.100 (範囲指定)
スペース文字やカンマなどで区切れば最長 512 バイトまでの指定を行うことができます。ただし、ここでの指定は [閲読許可 IP アドレス] で指定するものとは無関係です。
[管理拒否 IP アドレス] kml サイトでこのアーカイブの管理(環境設定)を拒否するホストの IP アドレスを指定します。指定方法は [管理許可 IP アドレス] の場合と同様です。
■運営者の情報
[運営者(組織名、個人名)] このアーカイブの運営者としてサイト内で表示する組織名や個人名を指定します。空白にはできません。
[ホームページ] このアーカイブの運営者が開設しているホームページがあれば指定します。
[連絡先メールアドレス] このアーカイブの運営者に連絡可能なメールアドレスを指定します。
[電話番号] このアーカイブの運営者に連絡可能な電話番号を指定します。
[FAX 番号] このアーカイブの運営者に連絡可能な FAX 番号を指定します。
[郵便番号] このアーカイブの運営者の住所のうち郵便番号を指定します。
[都道府県] このアーカイブの運営者の住所のうち都道府県名を指定します。
[住所] このアーカイブの運営者の住所を指定します。
[運営者によるメッセージ] このアーカイブの案内・紹介として kml サイトで表示するテキストを自由に指定します。
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