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ウェブサーバ Apache for Win32 で XMailCFG を使うためには次の作業が必要です。
- Apache for Win32 をインストールする。
- Perl をインストールする。
- XMailCFG を Apache for Win32 からアクセスできる場所に展開する。
- XMailCFG の cgi フォルダで Perl スクリプト(.cgi)による CGI を実行できるようにする。
以降は、Apache for Win32 のドキュメントルートを C:\pub\www にした場合の説明です。実際のセットアップではあなたの環境に合わせて本記事を読み替えてください。
1. Apache for Win32 をインストールする。
まず、Apache for Win32 をインストールします。
インストール時の注意については他のサイトの情報を参照してください。
インストール後は、その環境設定ファイルである httpd.conf を適切に設定します。ドキュメントルートの設定は DocumentRoot 指令(ディレクティブ)で行います。
DocumentRoot "c:/pub/www" |
Active State 社のホームページ から ActivePerl をダウンロードし、それをインストールします。インストールに自信がなければすべてデフォルトのままで(クリックの連続で)作業を進めてかまいません。必要な設定は自動的に行われます。
3. XMailCFG を Apache for Win32 からアクセスできる場所に展開する。
■ XMailCFG をドキュメントルートの下位フォルダに展開した場合
この場合、そのままで Apache for Win32 からアクセスできます。追加作業は必要ありません。たとえば、XMailCFG を C:\pub\www\xmailcfg に展開した場合、ブラウザから XMailCFG にアクセスするには http://localhost/xmailcfg/index.html のようにすることになります。
■ XMailCFGをドキュメントルート以外の場所に展開した場合
この場合、そのフォルダを httpd.conf ファイルの Alias 指令でエイリアスとして登録します。以下のサンプルは XMailCFG を C:\pub\xmailcfg に展開する場合のものです。
<IfModule mod_alias.c> Alias /icons/ "c:/usr/apache/icons/" Alias /xmailcfg/ "c:/pub/xmailcfg/" ‥‥‥‥ </IfModule mod_alias.c> |
4. XMailCFG の cgi フォルダで Perl スクリプト(.cgi)による CGI を実行できるようにする。
最後に、XMailCFG の cgi フォルダにある Perl スクリプトを Apache for Win32 から実行できるようにします。
このためには、httpd.conf ファイルに新しい <Directory>〜</Directory> ブロック指令を追加し、まず、該当するフォルダに対して CGI スクリプトの実行を許可します。以下は XMailCFG をドキュメントルート直下の xmailcfg フォルダに展開した場合のサンプルです。
<Directory "c:/pub/www/xmailcfg/cgi"> Options +ExecCGI </Directory> |
XMailCFG をドキュメントルート以外の場所にインストールした場合でも同様の指令が必要です。
<Directory "c:/pub/xmailcfg/cgi"> Options +ExecCGI </Directory> |
次に、上に定義したフォルダは ScriptAlias 指令で定義されない場所であるため、そのままでは CGI スクリプトを実行することができません。そこで、httpd.conf ファイルの AddHandler 指令によって .cgi 拡張子のファイルを CGI スクリプトとして認識させます。
AddHandler cgi-script .cgi |
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