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IIS 5.0 で XMailCFG を使う
ウェブサーバ IIS 5.0(Windows 2000に付属)で XMailCFG を使うためには次の作業が必要です。
  1. IIS をインストールする。ただし Server 版はデフォルトで IIS がインストールされます。
  2. Perl をインストールする。
  3. XMailCFG を IIS からアクセスできるようにする。
  4. XMailCFG の cgi フォルダで Perl スクリプト(.cgi)による CGI を実行できるようにする。
  5. XMailCFG の仮想ディレクトリに対して認証コントロールを行う。

以降は、IIS 5.0 のドキュメントルートが D:\inetpub\wwwroot であるとした場合の説明です。


1. IIS をインストールする。

Windows 2000 Professional では IIS を追加インストールしなければなりません。[コントロールパネル] の [アプリケーションの追加と削除] から [Windows コンポーネントの追加と削除] を選択して実行し、「インターネットインフォメーションサービス」をインストールします。インストールの詳細についてよく分からない場合は、すべてをデフォルトの内容でインストールしてもかまいません。

IIS 5.0のセットアップ

インストール完了と同時に IIS は動作を始めますが、関連サービスのうち Simple Mail Transport Protocol (SMTP) は XMail によるサービスと衝突するので、[コントロールパネル] の [管理ツール] から [サービス] を開いてそれを停止する必要があります。


2. Perl をインストールする。

Active State 社のホームページ から ActivePerl をダウンロードし、それをインストールします。インストールに自信がなければすべてデフォルトのままで(クリックの連続で)作業を進めてかまいません。必要な設定は自動的に行われます。


3. XMailCFG を IIS からアクセスできるようにする。

注 意
XMailCFG のバージョンが 2.0 よりも古い場合、IIS 環境では、XMailCFG をドキュメントルート(C:\inetpub\wwwroot)以下のフォルダあるいは仮想ディレクトリの下位フォルダで動作させることはできません。XMailCFG は必ず仮想ディレクトリに、しかもそのルートにインストールする必要があります。2.0 以降の XMailCFG であれば任意の場所にインストールできます。

以下はインターネットサービスマネージャで実フォルダ D:\inetpub\xmailcfg を仮想ディレクトリ /xmailcfg として登録する場合の手順です。

仮想ディレクトリの登録 (1)

仮想ディレクトリの登録 (2)

仮想ディレクトリの登録 (3)

仮想ディレクトリの登録 (4)


4. XMailCFG の cgi フォルダで Perl スクリプト(.cgi)による CGI を実行できるようにする。

最後に、XMailCFG の cgi フォルダにある Perl スクリプトを IIS から実行できるようにします。cgi フォルダを選択してそのプロパティを開いてください。

CGIスクリプトのための設定 (1)

ここで、[アプリケーションの設定] の [実行アクセス権] で [スクリプトのみ] を選択し、次に [作成] ボタンを押してから {構成] ボタンを開き、「アプリケーションのマッピング」で以下のように perl.exe と拡張子 .cgi とのマッピングを定義します(ActivePerl を C:\usr\perl にインストールしている場合)。

CGIスクリプトのための設定 (2)


5. XMailCFG の仮想ディレクトリに対して認証コントロールを行う。

最後に、XMailCFG の仮想ディレクトリに対して認証コントロールを行う必要があります。その際、サービスの制御を許可されたユーザにアクセス権を与えてください。認証コントロールを行わないと、サービスの登録やレジストリの登録に失敗します。

認証コントロールの設定は、管理ツールの「インターネットサービスマネージャ」から XMailCFG ディレクトリのプロパティを開き、「ディレクトリセキュリティ」の「匿名アクセスおよび認証コントロール」の「編集」を開き、「匿名アクセス」のチェックをはずし、「認証ずみアクセス」でどれかの認証方法を選択します。具体的にはこちらを見てください。

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