###■■ K4の管理 ### postmaster ### 管理者メールアドレス 何らかの原因でこの K4 が起動できないときに表示するエラーメッセージに入れる連絡先のメールアドレスを指定します。管理者はローカルユーザである必要はありません。 ### outurl ### デフォルトのログアウト先 URL この K4 での作業を終わりログアウトする場合のオープン先ホームページを指定します。空白にすると K4 のログイン画面にログアウトします。 ユーザには必ずログアウトボタンを利用させるようにしてください。 なお、[グループの管理] や [ドメインの管理]、[ユーザの管理] でログアウト先 URL を指定するとそちらが有効になります。これらが指定された場合の優先度は以下のようになります。 1. [ユーザの管理] で指定されたもの 2. [グループの管理] で指定されたもの 3. [ドメインの管理] で指定されたもの 4. [K4 の管理] で指定されたもの(デフォルト) ### url ### 不正操作時のリダイレクト先 URL この K4 の関連ファイルに対して不正アクセスがあったとみなされる場合に、そのユーザを連れて行く(リダイレクトする)場所を指定します。いたずら小僧をびっくりさせてやりましょう。デフォルトの URL は警視庁のものです。 ### dfdomain ### デフォルトドメイン ここに XMail のローカルドメインのうちの一つを指定すると、そのドメインに所属するユーザについてはこの K4 へのログイン時のメールアドレスとしてドメイン名部分(@を含む)を省略することができます。 ### sndomain ### シングルドメイン ここに XMail のローカルドメインのうちの一つを指定すると、そのドメインに所属するユーザだけがこの K4 へのログインが可能になります。 ### contactpage1 ### パスワード通知ページの表示 ログイン認証ページにおいて、パスワードを忘れたユーザのために問合せフォームを表示するかどうかを選択します。 表示する場合、認証ページに "パスワードを忘れた方はこちらへ"(デフォルト) というリンクが表示され、そこから問合せが可能になります。 ### contactpage2 ### 管理者連絡ページの表示 ログイン認証ページにおいて、管理者にコンタクトを取るためのフォームページを表示するかどうかを選択します。 表示する場合、認証ページに "管理者にご用の方はこちらへ"(デフォルト) というリンクが表示され、そこから連絡が可能になります。 ### topmenu ### ログイン成功トップページ ログイン時のトップページを選択します。 [メールボックスの管理] にするのが実用的には便利でしょうか。ただし、[標準] 以外はログインユーザがそれらのページを開く権限を持っている場合だけ表示されます。 なお、[グループの管理] や [ユーザの管理] でトップページを指定するとそちらが有効になります。これらが指定された場合の優先度は以下のようになります。 1. [ユーザの管理] で指定されたもの 2. [グループの管理] で指定されたもの 3. [K4 の管理] で指定されたもの(デフォルト) ### outtarget ### ログアウト時ターゲットフレーム K4 をログアウトしてログアウト先ページを開くとき、そのページをどのフレームウインドウ内に開くかを選択します。 [標準(_parent)] にすると、K4 がアクセスされたときのウインドウ(親フレーム)にログアウト先ページを開きます。この場合、もし K4 が他のページのフレーム内で呼び出されていれば、そのフレームにログアウト先ページを開きます。 [全画面(_top)] にすると、すべてのフレーム定義を解除し全画面モードでログアウト先ページを開きます。 ### search ### 検索エンジン K4 のメニューフレーム内に検索エンジンを利用するための 1行入力フォームを表示するかどうかを選択します。 ただし、[グループの管理] や [ユーザの管理] で検索エンジンの指定が行われたときはそちらが有効になります。 ### calendar ### カレンダーの表示 K4 へのログイン画面においてカレンダーを表示するかどうかを選択します。表示する場合、当月から 3 ヶ月間のカレンダーが表示されます。 ただし、ここでカレンダーの表示を実行する設定にしている場合でも、[グループの管理] や [ユーザの管理] で個別に非表示にすることができます。 ### viewlog ### アクセスログの表示 ユーザによるログインの記録をユーザ自身に許可するかどうかを選択します。許可するとログインページの上部フレームに [アクセスログ] というリンクが表示され、そこからログを参照できるようになります。 表示される情報は、アクセス元 IP アドレス、ログイン時ローカル時間、ブラウザ情報です。IP アドレスをクリックすれば DNS 逆引き情報が表示されます。 ### logging ### ロギング ユーザによるログインの成否、スクリプトの不正実行などによるリダイレクト処理などの記録を残すかどうかを選択します。ログは XMail の MailRoot/logs フォルダに残され、XMailCFG の [アクセスログ]-[K4 アクセスログ] で閲覧することができます。 ### relogin ### 他のアカウントでのログイン ログイン状態からログアウトして他のアカウントでログインする作業を簡易にするため、ログインページの上部フレームに [他のアカウント] というリンクを表示するかどうかを選択します。 ### schedule ### 予定表の利用 K4 で予定表機能を利用するかどうかを選択します。K4 では以下の 4種類の予定表を利用できます。 1. 全ユーザに対して表示する予定表 2. グループユーザに対して表示する予定表 3. ドメインユーザに対して表示する予定表 4. 個人ユーザに対して表示する予定表 予定表機能を利用する場合、個人ユーザが K4 にログインすると、個人用の予定表と同時に全ユーザに対する予定表、所属ドメインや所属グループの予定表も合わせて表示されます。 ### framesize ### メニューフレームのピクセル数 メニューフレーム(メールボックスの管理に関するメニューを表示する部分)の横サイズをピクセル数で指定します。指定しなかった場合、120 が指定されたものとみなされます。 ### memo ### 作成できるメモの数 ノートパッド機能(メモファイルを保存する機能)において何個までのメモの作成を許すかを指定します。0 を指定するか空白にするとノートパッド機能は利用できなくなります。 ### allowallow ### 受信制限(受信許可)の指定 特定の送信元アドレスからのメッセージのみを受信するための機能を K4 から利用できるようにするかどうかを選択します。 この指定は K4 の全ユーザに適用されます。 受信制限が実行されると対象メッセージはすべて凍結メッセージになります。なお、許可されているアドレスであっても [受信拒否] メニューで登録されているアドレスの場合は受信は拒否されます。 ### maxallow ### 受信制限の登録数制限 K4 から登録できる許可アドレスの最大数を指定します。ただし、XMailCFG からの登録には制限はありません。 ### allowdeny ### 受信拒否の指定 スパムの受け取りを拒否したい場合など、受信を拒否する相手先メールアドレスの登録/削除をユーザ自身に許可するかどうかを選択します。 この指定は K4 の全ユーザに適用されます。 ### allowantispam ### アンチ・スパム(スパムスキャン)の指定 スパムフィルタ機能の利用を K4 で許可するかどうかを選択します。ただし、K4 で実際に設定メニューを表示するためには以下の準備が必要です。 1. [フィルタの管理]-[フィルタのオン/オフ] で「SMTP セッション終了後処理用フィルタ(インバウンド処理用、オフライン)をオンにする。」にチェックをつける。 2. [アンチ・スパム]-[スパムメッセージの管理]-[基本設定] で「フィルタリングを実行する。」にチェックをつける。 3. [アンチ・スパム]-[スパムメッセージの管理]-[基本設定] で「ローカルアカウントあてメッセージをフィルタリングする(オフライン)。」にチェックをつける。 4. 正規表現対応の条件検索メニューを表示するためには [アンチ・スパム]-[スパムメッセージの管理]-[条件検索] で「条件検索を実行する。」にチェックをつける。 5. [K4の管理]-[環境設定] で「アンチ・スパム(スパムスキャン)の指定」を「許可する」にする。 6. [ユーザの管理]-[K4アクセス権] で「アンチ・スパム(スパムスキャン)の指定」にチェックをつける。 この指定は K4 の全ユーザに適用されます。 ### allowspamfolder ### 迷惑メールフォルダ機能の利用 K4 で [アンチ・スパム(スパムスキャン)の指定] を許可すると、スパムと判定されたメッセージはローカルユーザのメールボックス内に作成される spam フォルダ内に入ります。 また、XMailCFG の [アンチ・スパム] 内のメニュー [不正アクセスホストの管理2(S25Rチェック)]、[スパムメッセージの管理] により管理されるシステム既定のスパムフィルタによりスパムと判定されたメッセージも前記 spam フォルダ内に入れることができます。 この spam フォルダ内に格納されたメッセージをユーザ自身に管理させるかどうかを選択します。 システム既定のスパムフィルタによる誤判定に対応できるようにするため、この機能の利用を許可することをすすめます。 ### maxdeny ### 受信拒否の登録数制限 K4 から登録できる拒否アドレスの最大数を指定します。ただし、XMailCFG からの登録には制限はありません。 ### allownotify ### お知らせメールの指定 [お知らせメール] 機能(特定のメールアドレスからメッセージの到着があったときに、その旨を他の特定のメールアドレスに通知できるようにする機能)を利用するための設定をユーザ自身に許可するかどうかを選択します。 この指定は K4 の全ユーザに適用されます。 ### autoreply ### 自動応答の指定 自動応答の実行や応答メッセージの作成/編集をユーザ自身に許可するかどうかを選択します。自動応答とは、ユーザのメールボックスにメッセージが到着したとき、自動的に定型文メッセージで応答するものです。休暇などでメッセージを長期間チェックできないときに、あるいは顧客サービスのためなどに利用します。 この指定は K4 の全ユーザに適用されます。 ### popsync ### 自動受信の指定(メールボックスの同期) 外部 POP サーパのメールボックスにあるメッセージをローカルユーザのメールボックスに自動的にダウンロードするための設定をユーザ自身に許可するかどうかを選択します。 この指定は K4 の全ユーザに適用されます。 ### allowusertab ### 個人情報の更新 実名や電話番号、住所、ホームページアドレスなどの個人情報を K4 からユーザ自身に更新させるかどうかを選択します。 この指定は K4 の全ユーザに適用されます。 ### fservice ### ユーザ情報の検索 ログインしたユーザに他のユーザの登録情報(実名や電話番号など)の検索を許可するかどうかを選択します。 この指定は K4 の全ユーザに適用されます。 ### allowautologin ### 自動ログイン K4 のログインスクリプト(login.cgi)に、 login.cgi?login+xxxxx+yyyyy のように引数をつけてアクセスすることで自動ログインを可能にするかどうかを選択します。 個別のアカウントごとの引数は [ユーザの管理]-[K4アクセス権] に "自動ログイン用ショートカット" として表示します。また、該当アカウントで K4 にログインすれば、[パスワード更新] ページに "自動ログイン用ショートカット" として表示します。 自動ログインを可能にした場合、ログインスクリプトへのショートカットを作成してデスクトップなどに置けば、K4 へのダイレクトログインが可能になります。 なお、このショートカットから該当ユーザのユーザ名やパスワードを逆算することはできませんが、そもそも自動ログイン機能はセキュリティ面で弱点になる可能性があることは理解してください。 ### auth2nd ### "秘密の言葉" 機能の利用 K4 の利用にあたり、通常のログイン認証に追加して "秘密の言葉" の一致をチェックする機能を利用するかどうかを選択します。 この機能の利用を許可すると、"秘密の言葉" が設定されている場合、K4 へのログインプロセスが 2段階となり、メールアドレスとパスワードによる認証に続けて "秘密の言葉" が問われるようになります。 "秘密の言葉" の設定・更新は、K4 の [パスワード更新] ページを利用します。 ### slogin ### 二重ログイン 同一アカウントによる同時ログインを許すかどうかを選択します。ただし、二重ログインを許可するとメッセージの転送などで不具合が起きる可能性があります。また、未読チェックが行われなくなるなど、二重ログインが許可された環境では K4 の機能が制限されます。 なお、二重ログインが禁止されている環境では、ログアウトボタンを使わずに K4 からログアウトすると "二重ログイン禁止時の強制ログイン" が許可されていない限りログイン有効時間が過ぎるまではそのアカウントでは K4 にログインできなくなります。 ### slogin2 ### 二重ログイン禁止時の強制ログイン 二重ログインを禁止している場合、既存の有効なログインが存在するときに同一アカウントによる新たなログインが試行されると「このアカウントは使用中です」というメッセージが表示されて門前払いとなりますが、ここで強制ログインを「許可する」にすると既存ログインは強制的に終了させられ、新たなログインで K4 を利用することが可能になります。 [注意] ログイン中のユーザはブラウザの再読み込みボタンを利用することでログインを無制限に延長できるようになるので、セキュリティ面ではこのオプションをオンにするのは注意が必要です。このオプションがオフの場合、再読み込みボタンを使用すると強制ログアウトとなります。 ### loginip ### 個別ログイン IP 制限 この機能をオンにすると、K4 に「ログイン制限」というメインメニューが表示されるようになります。このメニューを利用すると、特定の IP アドレスからのアクセスに限り K4 のそのアカウントへのログインを許可できるようになります。 ただし、ローカルループバックアドレス(127.0.0.0/8)からのアクセスはいつでも許可されます。 ### clogin ### ログイン試行回数制限 K4 へのログイン操作の失敗を何度まで許すかを指定します。ユーザはここで指定する回数を超えてログイン操作を連続することはできません。ここにあまり大きな数値を指定するのはすすめられません。 ### bantime ### ログイン再試行禁止時間 K4 への同時ログインを禁止している運用環境で、ログイン操作の失敗が "ログイン試行回数制限" で指定する回数に達した場合、その IP アドレスからのログイン試行をここで指定する秒数だけ禁止することができます。何も指定しない場合は直ちに再試行が可能です。 ### ttl ### ログイン有効時間 ログインしたユーザに与えられる有効時間を秒数で指定します。一回のログインあたり、ユーザはここで指定する時間を超えて K4 のメニューを利用することはできません。デフォルト値は 1800 秒(30分)です。 ### allowip ### 許可 IP アドレス K4 のログインページへのアクセスを許可するホストの IP アドレスを指定します。ここに IP アドレスを指定すると、指定外ホストからのアクセスでは([拒否時のリダイレクト先 URL] が指定されている場合を除き) "ご利用のコンピュータからのアクセスは許可されていません。" と表示され、ログインページそのものが表示されません。何も指定しなければすべての IP アドレスが許可されます。 IPアドレスは以下のように指定できます。 192.168.1.10 (個別指定) 10.1.0.0/24 (マスク指定) 10.1.1.1-10.1.1.100 (範囲指定) スペース文字やカンマなどで区切れば最長 512 バイトまでの指定を行うことができます。 ### denyip ### 拒否 IP アドレス K4 のログインページへのアクセスを拒否するホストの IP アドレスを指定します。ここに指定した IP アドレスを持つホストからのアクセスでは([拒否時のリダイレクト先 URL] が指定されている場合を除き) "ご利用のコンピュータからのアクセスは許可されていません。" と表示され、ログインページそのものが表示されません。 IPアドレスは以下のように指定できます。 192.168.1.10 (個別指定) 10.1.0.0/24 (マスク指定) 10.1.1.1-10.1.1.100 (範囲指定) スペース文字やカンマなどで区切れば最長 512 バイトまでの指定を行うことができます。なお、[許可 IP アドレス] で指定した範囲内の IP アドレスを [拒否 IP アドレス] に指定すると、前者の範囲から後者の範囲が除外されます。 ### denyurl ### 拒否時のリダイレクト先 URL K4 のログインページへのアクセスを許可されていないホストからアクセスがあった場合に、その人物をただちに特定の URL のページにリダイレクトしたい場合にその URL を指定します。指定は http:// から始める必要があります。 ### strict ### IP アドレスの継続監視 K4 ではログインしたユーザの IP アドレスを継続的に監視することができますが、IP アドレス 32 ビットのうちどこまでの一致を監視するかを選択します。 通常、[24 ビット] がおすすめですが、とくにセキュリティを重視するサービスでは 32 ビットの一致(完全な一致)にしてください。ただし、32 ビットの指定にすると、環境によってはログインに失敗するようになる可能性があります。 ### pass ### パスワードの強度 強度の高いパスワードをユーザに使わせたい場合にチェックをつけてください。[すべて同じ文字のパスワードを許可しない] というのは、たとえば、aaaa というような安易なパスワードを禁止するという意味です。なお、パスワードの最小文字数は [環境設定]-[XMailCFG 環境設定] で変更可能です。 ### allowmail ### メールボックスの管理 ログインしたユーザにメッセージの一覧表示やその内容の表示、その送信/返信など、メールボックスの管理を許可するかどうかを選択します。ただし、メッセージの送信を可能にするためには ActivePerl 5.6 以降がホスト上にインストールされている必要があります。 ### smtpsvr ### 接続先 SMTP サーバ K4 からメッセージを送信するときの接続先 SMTP サーバのドメイン名または IP アドレスを指定します。何も指定しなければ localhost を指定したことになります。 現在の K4 はローカルホスト上のドメインまたは IP アドレスにのみ接続できます。よって、通常ここは localhost または 127.0.0.1 を指定します。 なお、接続先 SMTP サーバの指定が XMail 側の SMTP リレー許可リスト中に含まれない場合、K4 から外部へのメッセージ送信は失敗します。 ### smtpprt ### 接続先 SMTP ポート K4 からメッセージを送信するときの接続先サーバ(ローカルホスト)の SMTP ポート番号を指定します。 通常ここは 25 を指定します。何も指定しなければ 25 を指定したことになります。 ### smtphelo ### 送信時の SMTP HELO ドメイン K4 からメッセージを送信するときに K4 のスクリプトが接続先の XMail に対して名乗る SMTP HELO ドメイン名を指定します。何も指定しなければ localhost を指定したことになります。 SMTP HELO ドメインの指定は、メッセージヘッダの最初の Received: フィールドに送信元 SMTP クライアントのドメイン名や IP アドレスとして記録されるので、localhost や実在しないドメイン名を指定した場合、インターネットメールとしては不正なメッセージとみなされ、そのようなメッセージの受け取りを拒否するメールサーバが存在する可能性があります。 その場合、SMTP HELO ドメインの指定として、インターネットで常時に名前解決が可能な、もし可能なら IP アドレスと一対一で対応するドメイン名を指定してください。 ### allowmad ### 複数アドレスの指定 メッセージの送信時に To: や Cc:、Bcc: への複数の送信先アドレスの指定を許可するかどうかを選択します。許可すると、それぞれの入力フィールドにカンマで区切ってメールアドレスの連続指定を行うことができるようになります。 この指定は K4 の全ユーザに適用されます。 ### fixfrom ### From: アドレスの自由指定 メッセージ送信フォームにおける送信者アドレス(From:アドレス)の任意指定を許可するかどうかを選択します。[許可する] にした場合、K4 のログインアドレスとは異なるメールアドレスでもメッセージの送信が可能になります。 この指定は K4 の全ユーザに適用されます。 ### allowsearch ### メッセージ内容の検索 送受信トレイや送受信フォルダ、ごみ箱などでメッセージ内容の検索を許可するかどうかを指定します。ただし、検索処理はコンピュータに大きな負荷がかかります。 この指定は K4 の全ユーザに適用されます。 ### forcemsgfooter ### 送信時にフッタを強制付加 K4 から送信されるメッセージの末尾に強制的に定型テキストを付加するかどうかを指定します。ただし、付加するテキストは [K4 の管理]-[メッセージフッタ] または [グループの管理]、[ドメインの管理]、[ユーザの管理] で指定する必要があります。 複数のフッタが存在する場合、それらのすべてが付加されます。 付加テキストの内容は自由で日本語も使えます。 ### mailer ### メーラ(X-Mailer:)の表示 メッセージ内容を表示するとき、メッセージヘッダからメーラの種類(X-Mailer:フィールドの値)が得られる場合にそれを表示するかどうかを選択します。 この指定は K4 の全ユーザに適用されます。 ### xmailer ### 送信時に X-Mailer: タグを付加 K4 からメッセージを送信するとき、メッセージヘッダに "X-Mailer: K4 x.xx"(x.xx はバージョンナンバー) というタグを付加するかどうかを選択します。 この指定は K4 の全ユーザに適用されます。 ### showheader ### メッセージヘッダの表示 メッセージ内容を表示するとき、参考情報としてメッセージヘッダも表示するかどうかを指定します。ヘッダにはメンテナンスに有用な情報があります。 ただし、[グループの管理] や [ユーザの管理] で個別に非表示にすることができます。 ### anchor ### ハイパーリンクの処理 メッセージ内容を表示するとき、本文中の URL にアンカータグを挿入してリンク表示にするかどうかを選択します。 この指定は K4 の全ユーザに適用されます。 ### htmlmail ### HTML のメールの表示・印刷 メッセージがいわゆる HTML メールであるとき、HTML 形式での表示を許可するかどうかを選択します。許可しない場合はテキスト形式で表示しますが、HTML 形式のものをテキスト形式に変換すると情報が欠落する場合がある一方、HTML 形式での表示にはセキュリティ上の危険がある場合があります。 この指定は K4 の全ユーザに適用されます。 ### distribute ### 振り分けの指定 K4 で振り分け機能を利用するには [XMailCFG環境設定]-[受信メッセージーの振り分け] を "実行する" にする必要があります。 ここでは受信メッセージの自動振り分けを実行するための設定を許可するかどうかを選択します。 K4 ユーザが実際に振り分けを実行できるようにするには、[ユーザの管理]-[K4アクセス権] メニューから個々のユーザに対してそれを許可する必要があります。 ### shortening ### あて先アドレスの短縮表示 メッセージ一覧表示で、あて先アドレス(To:とCc:を連結したもの)が複数アドレスとなる場合に、そのすべてを表示するか短縮して表示するかを指定します。 短縮表示にする場合、先頭の 1アドレスのみを表示し、それに続けて |b|,...|_b| という文字列を追加表示します。 ### lineheight ### メッセージ表示の行間 メッセージ内容表示で行ピッチをいくらにするか選択します。1.0 で行間ゼロ(ベタ)になります。 日本語を表示する場合、1.0(ベタ) では読みづらく、1.5(50%) 程度から 2.0(100%) 程度がよいと言われますが、逆に英文の場合はベタ表示でも行間が開いて見えるので、あまり広げすぎると見苦しいと言われています。 ### item ### 1ページあたり表示メッセージ数 送受信トレイや送受信フォルダなどにおいて 1ページに表示するメッセージの数を指定します。10 以上 100 未満の数値を指定してください。 [グループの管理] や [ユーザの管理] で個別の指定が行われている場合、そちらが有効になります。 ### maxmsgfile ### 表示メッセージ数制限 メッセージの一覧表示を行うとき、改ページ分を含めて最大何個のメッセージを表示させるかを指定します。メッセージはそのタイムスタンプの新しいものからここで指定される数だけが抜き出され、その後にソートされて表示されます。 何も指定しなければすべてのメッセージを表示しますが、メッセージ数が多い場合は処理が非常に重くなるでしょう。 [グループの管理] や [ユーザの管理] で個別の指定が行われている場合、そちらが有効になります。 ### allowrest ### 超過分メッセージの管理 [許可する] にすると、[表示メッセージ数制限] を超えるメッセージがメールボックス内にあるとき、そのヘッダ情報の一覧を表示して超過分メッセージの一部または全部を削除できるようになります。 許可しない場合、超過分メッセージは非表示になります。 [グループの管理] や [ユーザの管理] で個別の指定が行われている場合、そちらが有効になります。 ### adlimit ### アドレス帳の登録数制限 アドレス帳に登録できるメールアドレスの最大数を指定します。10 以上 1000 未満の数値を指定してください。 [グループの管理] や [ユーザの管理] で個別の指定が行われている場合、そちらが有効になります。 ### msgslimit ### 送信メッセージサイズ制限 返信/転送や新規メッセージの送信における送信メッセージの最大サイズ(添付ファイルを含みません)をバイト数で指定します。0 を指定するか空白にすると制限を行いません。 [グループの管理] や [ユーザの管理] で個別の指定が行われている場合、そちらが有効になります。 ### msgvlimit ### 表示メッセージサイズ制限 送受信トレイや送受信フォルダなどにおいてメッセージ内容を表示するときの表示量をバイト数で指定します。0 を指定するか空白にすると制限を行いません。なお、添付ファイルのあるメッセージや HTML メールの場合、添付ファイルや HTML タグを取り除いてからサイズ計算が行われます。 [グループの管理] や [ユーザの管理] で個別の指定が行われている場合、そちらが有効になります。 ### siglimit ### 署名の登録数制限 署名(シグネチャ、フッタ)の作成を何件まで許可するかを指定します。1 以上 100 未満の数値を指定してください。 [グループの管理] や [ユーザの管理] で個別の指定が行われている場合、そちらが有効になります。 ### sigrowmax ### 署名の最大行数 署名(シグネチャ、フッタ)の作成を許可する場合に、1 件の署名の最大行数を指定します。行数を指定しなかった場合、5 が指定されたものとみなされます。 [グループの管理] や [ユーザの管理] で個別の指定が行われている場合、そちらが有効になります。 ### allowattach ### 添付ファイル 送信メッセージにファイルの添付を許可するかどうかを選択します。添付ファイルの処理はコンピュータに大きな負荷がかかります。 [グループの管理] や [ユーザの管理] で個別の指定が行われている場合、そちらが有効になります。 ### attachmax ### 添付ファイル数制限 何個までのファイルの添付を許可するかを指定します。添付ファイルの処理はコンピュータに大きな負荷がかかります。 [グループの管理] や [ユーザの管理] で個別の指定が行われている場合、そちらが有効になります。 ### attachsize ### 添付ファイル最大サイズ 1 個の添付ファイルの最大サイズをキロバイトで指定します。指定しなかった場合、[表示メッセージサイズ制限] で指定したサイズの 2 倍を指定したものとみなされます。 [グループの管理] や [ユーザの管理] で個別の指定が行われている場合、そちらが有効になります。 ### allowdown ### 添付ファイル内容表示/ダウンロード 送受信メッセージに添付されたファイルの内容表示やそのダウンロードを許可するかどうかを選択します。ただし、この機能の利用はサポートサイト等の関連ドキュメントをよく読んでからにしてください。トラブルになる可能性があります。 なお、メッセージの転送時に添付ファイルも転送可能にするためにはここは [許可する] にしなければなりません。 ### attachtag ### 添付ファイルの危険な拡張子 送受信トレイまたは送受信フォルダなどにおいてここで指定する拡張子を持つ添付ファイルへのリンクを表示するときに "リンクのクリックは危険です" という警告を表示します。拡張子はスペースで区切ってください。警告を表示する必要がない場合は空白にします。 ### allowbigfile ### ビッグファイル送付機能 ビッグファイル送付機能とは、非常に大きなサイズのファイル(ビッグファイル)を誰かに送付したいとき、E-mail に添付するのではなくウェブサイトにそれを保管し、E-mail でそこへのリンク(URL)を知らせることで通知先がそこから自分でファイルをダウンロードできるようにするための仕組みです。 E-mail にファイルを添付する方法ではプロバイダなどのサイズ制限にかかることがあり、また古くからのインターネットユーザはそのような送付方法を好まない場合がありますが、この機能を利用すればそれらの問題をクリアすることができます。 ### bigfileauthstr ### 認証文字列の長さ ビッグファイルのダウンロードまたはアップロードにあたっては任意の認証文字列(パスフレーズ)を設定することができますが、その長さを指定します。 セキュリティ向上のためには十分に長い文字列を指定するようにしてください。 ### bigfilemax ### ファイル数制限 1度の処理で何個までのファイルを送付可能にするかを指定します。 何も指定しなかった場合、1個に制限されます。 ### bigfilesize ### ファイル最大サイズ 1個のビッグファイルの最大サイズをキロバイトで指定します。 サイズを指定しなかった場合、制限を行いません。 ビッグファイル送付機能を利用する場合、ファイル保管先のドライブに十分な空き容量があるか継続的に監視する必要があります。 ### bigfiletag ### ファイルの危険な拡張子 アップロードを禁止したいファイルの種類があればその拡張子をスペースで区切って指定します。 何も指定しない場合、すべてのファイルがアップロードを許可されます。 ### bigfileroot ### ファイル格納フォルダ ダウンロード用ファイルを格納するフォルダのローカルパスをドライブ文字を含めて指定します。 セキュリティのため、WWW サーバからアクセスできない場所を指定してください。 存在しないパスを指定した場合はエラーになります。 ### bigfileurl ### ダウンロードサイトURL ビッグファイルのダウンロードページのウェブサイトアドレスを指定します。 ダウンロードは K4 スクリプトの download.cgi を介して行われるので、このアドレスは実際には以下のような内容になります。(K4 がディレクトリ名 K4 内にセットアップされている場合) |b|http://********/K4/cgi/|_b| または、 |b|https://********/K4/cgi/|_b| URL は http://(https://) から開始する必要があります。インターネットから正しくアクセスできる URL を指定してください。 ただし、K4 をマルチドメインの環境で利用している場合はここは空白にしてください。空白にした場合、K4 は環境変数 HTTP_REFERER からその K4 サイトの URL を調べて適切な URL を決定します。 なお、WWW サーバのエイリアス機能を利用すれば、|b|/K4/cgi|_b| の部分を任意の仮想ディレクトリにすることができます。K4 サイトを隠す必要がある場合はエイリアス機能を利用してください。 ### bigfileheader ### サイト用HTMLヘッダ ファイルのダウンロードページで利用するヘッダファイルがあればその名前を指定します。ヘッダファイルは「ファイル格納フォルダ」に置く必要があります。 ここでいうヘッダとは HTML ドキュメントにおける「
〜 〜 (任意のデータ)」です。 ヘッダには会社や組織の情報、各種の案内などを自由に記述することができます。 文字コードは EUC 版の K4 で使う場合はシフトJIS または EUC で、UTF-8 版の K4 で使う場合は UTF-8 で書く必要があります。 EUC 版の K4 の場合、〜 内に以下の記述を必ず書いてください。 UTF-8 版の K4 の場合は以下のように書く必要があります。 この記述がない場合、ダウンロードページが文字化けする可能性があります。 また、ダウンロードページのコンテンツはブラウザウインドウの中央に横サイズが 800 ピクセル程度で表示されるので、デザインの統一のためヘッダ部分も中央に表示されるように適切な記述を行う必要があります。 ヘッダに画像を表示する場合、WWW サーバからアクセスできる任意の位置に画像ファイルを置くことができますが、K4 の cgi フォルダがカレントフォルダになるので、HTML 内で画像ファイルへの適切な仮想パス指定を行う必要があります。 ヘッダファイルが存在しない場合、システムで簡易なダウンロード案内を表示します。 ### bigfilefooter ### サイト用HTMLフッタ ファイルのダウンロードページで利用するフッタファイルがあればその名前を指定します。フッタファイルは「ファイル格納フォルダ」に置く必要があります。 ここでいうフッタとは HTML ドキュメントにおける「(任意のデータ) 〜 」です。 フッタには会社や組織のコピーライト情報、各種の案内などを自由に記述してください。 文字コードは EUC 版の K4 で使う場合はシフトJIS または EUC で、UTF-8 版の K4 で使う場合は UTF-8 で書く必要があります。 また、ダウンロードページのコンテンツはブラウザウインドウの中央に横サイズが 800 ピクセル程度で表示されるので、デザインの統一のためフッタ部分も中央に表示されるように適切な記述を行う必要があります。 フッタに画像を表示する場合、WWW サーバからアクセスできる任意の位置に画像ファイルを置くことができますが、K4 の cgi フォルダがカレントフォルダになるので、HTML 内で適切な画像ファイルへの仮想パス指定を行う必要があります。 フッタファイルが存在しない場合、システムで適切なデータを表示します。 ### allowbigfile2 ### ビッグファイル受領機能 ビッグファイル受領機能とは、インターネットを介して非常に大きなサイズのファイル(ビッグファイル)を誰かから受け取りたいとき、E-mail に添付してもらうのではなくウェブサイトにそれをアップロードしてもらえるようにするための仕組みです。アップロードしてもらったファイルをダウンロードして受け取ります。 E-mail にファイルを添付する方法ではプロバイダなどのサイズ制限にかかることがあり、また古くからのインターネットユーザはそのような送付方法を好まない場合がありますが、この機能を利用すればそれらの問題をクリアすることができます。 ### bigfilemax2 ### ファイル数制限 1つのサイトへのアップロード数を何個まで許可するかを指定します。 ここでの指定は全サイトに対して適用されます。個々のサイト内ではここで指定する範囲内で上限数を指定することができます。 何も指定しなかった場合、1個に制限されます。 ### bigfilesize2 ### ファイル最大サイズ アップロードできるファイルの最大サイズをキロバイトで指定します。 ここでの指定は全サイトに対して適用されます。個々のサイト内ではここで指定するサイズを上限として任意の指定が可能です。 サイズを指定しなかった場合、100000KB(約100MB)に制限します ビッグファイル受領機能を利用する場合、ファイル保管先のドライブに十分な空き容量があるか継続的に監視する必要があります。 ### bigfileroot2 ### ファイル格納フォルダ アップロードされたファイルを格納するフォルダのローカルパスをドライブ文字を含めて指定します。 セキュリティのため、WWW サーバからアクセスできない場所を指定してください。 存在しないパスを指定した場合はエラーになります。 ### bigfileurl2 ### アップロードサイトURL ビッグファイルをアップロードするためのウェブサイトアドレスを指定します。 アップロードサイトは K4 スクリプトフォルダ内にある upload_login.cgi を介して行われるので、このアドレスは実際には以下のような内容になります。(K4 がディレクトリ名 K4 内にセットアップされている場合) |b|http://********/K4/cgi/|_b| または、 |b|https://********/K4/cgi/|_b| URL は http://(https://) から開始する必要があります。インターネットから正しくアクセスできる URL を指定してください。 ただし、K4 をマルチドメインの環境で利用している場合はここは空白にしてください。空白にした場合、K4 は環境変数 HTTP_REFERER からその K4 サイトの URL を調べて適切な URL を決定します。 なお、WWW サーバのエイリアス機能を利用すれば、|b|/K4/cgi|_b| の部分を任意の仮想ディレクトリにすることができます。K4 サイトを隠す必要がある場合はエイリアス機能を利用してください。 ### bigfileheader2 ### サイト用HTMLヘッダ ファイルのアップロードページで利用するヘッダファイルがあればその名前を指定します。ヘッダファイルは「ファイル格納フォルダ」に置く必要があります。 ここでいうヘッダとは HTML ドキュメントにおける「 〜 〜 (任意のデータ)」です。 ヘッダには会社や組織の情報、各種の案内などを自由に記述することができます。 文字コードは EUC 版の K4 で使う場合はシフトJIS または EUC で、UTF-8 版の K4 で使う場合は UTF-8 で書く必要があります。 EUC 版の K4 の場合、〜 内に以下の記述を必ず書いてください。 UTF-8 版の K4 の場合は以下のように書く必要があります。 この記述がない場合、アップロードページが文字化けする可能性があります。 また、アップロードページのコンテンツはブラウザウインドウの中央に横サイズが 800 ピクセル程度で表示されるので、デザインの統一のためヘッダ部分も中央に表示されるように適切な記述を行う必要があります。 ヘッダに画像を表示する場合、WWW サーバからアクセスできる任意の位置に画像ファイルを置くことができますが、K4 の cgi フォルダがカレントフォルダになるので、HTML 内で画像ファイルへの適切な仮想パス指定を行う必要があります。 ヘッダファイルが存在しない場合、システムで簡易なアップロード案内を表示します。 ### bigfilefooter2 ### サイト用HTMLフッタ ファイルのアップロードページで利用するフッタファイルがあればその名前を指定します。フッタファイルは「ファイル格納フォルダ」に置く必要があります。 ここでいうフッタとは HTML ドキュメントにおける「(任意のデータ) 〜 」です。 フッタには会社や組織のコピーライト情報、各種の案内などを自由に記述してください。 文字コードは EUC 版の K4 で使う場合はシフトJIS または EUC で、UTF-8 版の K4 で使う場合は UTF-8 で書く必要があります。 また、アップロードページのコンテンツはブラウザウインドウの中央に横サイズが 800 ピクセル程度で表示されるので、デザインの統一のためフッタ部分も中央に表示されるように適切な記述を行う必要があります。 フッタに画像を表示する場合、WWW サーバからアクセスできる任意の位置に画像ファイルを置くことができますが、K4 の cgi フォルダがカレントフォルダになるので、HTML 内で適切な画像ファイルへの仮想パス指定を行う必要があります。 フッタファイルが存在しない場合、システムで適切なデータを表示します。 ### folderlimit ### 送受信フォルダ数制限 メッセージ保管用フォルダの作成を何個まで許可するかを指定します。0 以上 100 未満の数値を指定してください。0 にするとフォルダの作成を許可しません。 [グループの管理] や [ユーザの管理] で個別の指定が行われている場合、そちらが有効になります。 ### scanner ### ウイルススキャンプログラム ウイルススキャンプログラムで添付ファイルのスキャンを行う場合に、該当プログラムを c:\tools\f-prot\f-prot.exe のようにフルパスで指定してください。スキャンはメッセージの内容を表示するときに行われます。 スキャンプログラムのセットアップなど、K4 におけるウイルススキャンについてはサポートサイトの情報を参照してください。 ### plmaxmember ### 登録可能なメンバー数 個人用メーリングリストの管理・運営を任されたユーザまたはドメインの管理者が K4 から任意に追加できるメンバーの最大数を指定します。ただし、[ドメインの管理]-[K4 ドメイン管理]-[リストメンバー数制限] においてメンバー数の制限が行われている場合は、そのドメインについてはそちらの制限が有効になります。 ### plrname ### 登録できないリスト名(予約名) メーリングリストの管理・運営を任されたユーザが新たなリストを登録するときに、予約名としてユーザには登録できない名前があればそれを指定します。スペースで区切って複数の名前を指定できます。 ### plmsgsize ### メッセージサイズ制限の設定 メーリングリストの管理・運営を任されたユーザが投稿メッセージのサイズ制限の設定を行えるようにする場合にチェックをつけます。 ### plstag ### Subject: タグの設定 メーリングリストの管理・運営を任されたユーザが投稿メッセージの Subject: ヘッダタグに自動付加するタグ文字列の設定を行えるようにする場合にチェックをつけます。 ### plffrom ### From: アドレス固定の設定 メーリングリストの管理・運営を任されたユーザが投稿メッセージの From: アドレスを固定できるようにする場合にチェックをつけます。固定すると、どのメンバーが投稿した場合も配信メッセージの From: アドレスは指定のものになります。 ### plattach ### 添付ファイル削除の設定 メーリングリストの管理・運営を任されたユーザが投稿メッセージ中の添付ファイルを削除する設定を行えるようにする場合にチェックをつけます。 ### plmsgid ### Message-Id: タグ追加の設定 メーリングリストの管理・運営を任されたユーザが投稿メッセージに Message-Id: ヘッダタグを自動付加する設定を行えるようにする場合にチェックをつけます。 ### plheader ### ヘッダ/フッタの設定を許可 メーリングリストの管理・運営を任されたユーザが投稿メッセージ本文にヘッダ文やフッタ文を自動付加するための設定を行えるようにする場合にチェックをつけます。 ### pldeny ### 受信拒否の設定 メーリングリストの管理・運営を任されたユーザが特定のメールアドレスからの投稿を拒否するための設定を行えるようにする場合にチェックをつけます。 ### plsubscribe ### 空メッセージ投稿による登録/削除の設定 メーリングリストへの自動登録やそこからの自動削除を、本文のないメッセージをリストアドレスへ送信することにより実行するための設定を行えるようにする場合にチェックをつけます。 ### plrobot ### リストプロセッサの設定 メーリングリストの管理・運営を任されたユーザがリストへの入会や退会などを自動処理するための設定を行えるようにする場合にチェックをつけます。 ### plnotice ### 開設・削除をポストマスターに通知 個人用メーリングリストが新たに開設されたときやそれが削除されたときにその事実をポストマスターに通知するかどうかを選択します。通知したかどうかはユーザには知らされません。 ポストマスターとは [環境設定]-[XMailCFG 環境設定]-[ポストマスターのメールアドレス] で指定する人物です。 ### fsallow ### ファイルの管理 K4 でファイルの管理機能を許可する場合にチェックをつけます。 ファイルの管理を許可されたユーザが K4 にログインすると「ファイルの管理」というメニューが追加表示されます。 [グループの管理] や [ユーザの管理] で個別の指定が行われている場合、そちらが有効になります。 ### fsroot ### ファイル保存ルートフォルダ ファイルの管理において、ファイルを実際に保存するディスク上のパスを d:\home(d:/home) のように指定します。 この場所はウェブサーバからアクセスできない場所を指定してください。XMail や XMailCFG/K4 とは異なるドライブやパーティションを指定することができますが、十分な空き領域が確保できているか注意してください。 この場所に対し、ウェブサーバの実行ユーザは書込みアクセス権を持つ必要があります。ウェブサーバに IIS を利用する場合はとくに注意してください。 ### fsspace ### 割り当て容量 ファイルの管理メニューから利用可能なディスクエリアの最大サイズをキロバイトで指定します。 ゼロまたは無指定にすると 10,000KB(10MB) を指定したものとみなされます。 保存ファイルの総容量がここで指定するサイズを超えている場合、アップロードは行えません。 [グループの管理] や [ユーザの管理] で個別の指定が行われている場合、そちらが有効になります。 ### fssize ### ファイルサイズ制限 ファイルの管理メニュー内でアップロードできるファイルの最大サイズをキロバイトで指定します。 ここで指定するサイズを超えるファイルはアップロードを拒否されます。 ゼロまたは無指定にすると 1,000KB(1MB) を指定したものとみなされます。 [グループの管理] や [ユーザの管理] で個別の指定が行われている場合、そちらが有効になります。 ### fslevel ### フォルダ階層 ルートフォルダ以下にフォルダの作成を許可する場合、何階層までの作成を許可するかを数値で指定します。 ゼロまたは無指定にするとフォルダの作成を許可しません。 階層を深くするとシステムへの負荷が高くなることに注意が必要です。 [グループの管理] や [ユーザの管理] で個別の指定が行われている場合、そちらが有効になります。 ### fsfolders ### 階層内フォルダ数 ファイルの管理でフォルダの作成を許可している場合、それを何個まで作成できるかを 1以上の数値で指定します。 ゼロまたは無指定にすると 10 を指定したものとみなされます。 [グループの管理] や [ユーザの管理] で個別の指定が行われている場合、そちらが有効になります。 ### fsfiles ### 階層内ファイル数 ファイルの管理において 1階層内作成できるファイルの総数を数値で指定します。 ただし、ファイルにはフォルダも含まれます。 ゼロまたは無指定にすると 100 を指定したものとみなされます。 [グループの管理] や [ユーザの管理] で個別の指定が行われている場合、そちらが有効になります。 ### fsitem ### ページあたり表示ファイル数 ファイルの管理においてファイル一覧を表示するとき、1ページあたりに何個のファイルを表示するかを指定します。 ここで指定する数を超えてファイルが存在する場合、改ページリンクが表示されるようになります。 ゼロまたは無指定にすると 100 を指定したものとみなされます。 [グループの管理] や [ユーザの管理] で個別の指定が行われている場合、そちらが有効になります。 ### fstag ### アップロードを禁止する拡張子 アップロードを禁止したいファイルの種類があればその拡張子をスペースで区切って指定します。 ただし、K4 はすべてのファイルを拡張子のないファイル名で保存するので、アップロード済みのファイルがサーバに対して直接的に危険を及ぼす可能性は小さいものと考えられます。 ### viewimage ### 添付画像ファイルの縮小表示 受信メッセージに GIF、JPEG、PNG のいずれかの形式の画像ファイルが添付されている場合、メッセージ内容表示画面でそれらを縮小表示するかどうかを選択します。 ただし、この機能を利用するためにはシステムに ActivePerl の Image::Size モジュールがインストールされている必要があります。 コマンドプロンプトから Image::Size をインストールするには ppm install Image::Size を実行してください。 ### inline ### 添付画像ファイルのインライン表示 受信メッセージに GIF、JPEG、PNG のいずれかの形式の画像ファイルが添付されている場合、それらをメッセージ本文の末尾に表示するかどうかを選択します。 画像は横サイズが 600 ピクセル以内ならそのまま表示しますが、それを超える場合は横サイズが 600 ピクセルになるように縮小表示します。そのさい、縦横比は維持されます。 ただし、この機能を利用するためにはシステムに ActivePerl の Image::Size モジュールがインストールされている必要があります。 コマンドプロンプトから Image::Size をインストールするには ppm install Image::Size を実行してください。 ### fssearch ### ファイルの検索 アップロード済みのファイルについてオリジナルファイル名やファイル説明などを検索できるようにするかどうかを指定します。 ### fsattach ### メッセージ中の添付ファイルを保存 K4 で管理しているメッセージから添付ファイルを取り出してファイルの管理メニューで管理できるようにするかどうかを指定します。 ### bbsallow ### 掲示板の利用 K4 で掲示板を利用するかどうかを指定します。 ただし、実際に掲示板を利用するには [掲示板の管理] メニューから個別の掲示板を作成し、その閲読メンバーを指定する必要があります。 ### bbsroot ### 掲示板データ保存フォルダ 掲示板関連データを保存するドライブ・フォルダを指定します。セキュリティのため、ウェブサーバからアクセスできない場所を指定してください。 指定場所に環境情報ファイルや投稿記事、コメントなどが掲示板ごとにまとめて保存されます。 ### bbsmaxarticle ### 1掲示板あたり最大記事数 1つの掲示板で閲覧できる記事の最大数を指定します。個別掲示板ではここで指定するものを上限としてそれぞれの最大記事数を指定します。 あまり大きな数値にすると記事インデックスの作成でコンピュータの負荷が高くなる可能性があります。 ### bbsmaxcomment ### 1記事あたり最大コメント数 1つの投稿記事において投稿を許可するコメントの最大数を指定します。 コメント数が最大数に達すると、新たなコメントを追加できなくなります。 ### bbsmaxarticlesize ### 記事コメントの最大サイズ 記事またはコメントの投稿において、その上限サイズを指定します。 掲示板でファイルのアップロードを許可している場合、そのサイズを含みません。 ### bbsmaxitem ### 1ページあたり表示記事数 多数の記事がある場合、ページ分割を行いますが、その場合の1ページあたりの記事数を指定します。 あまり大きな数値を指定すると閲覧にスクロール操作が必要になります。 ### bbsallowremove ### 投稿者による記事の削除 記事の投稿者に対して初期投稿記事とそれに続くコメントの一括削除を許可するかどうかを選択します。 許可すると、投稿者は自分の XMail パスワード(K4ログインパスワード)を入力することで該当記事の削除が可能になります。 記事を編集したりコメントを個別に編集・削除することはできません。 ### bbsallowsamehandle ### ハンドル名の重複 掲示板ではハンドル名を使用できますが、その設定・変更において他のユーザが使用しているハンドル名との重複を許可するかどうかを選択します。 投稿者名としてハンドル名だけでなくメールアドレスも表示できるので、ハンドル名が重複してもその区別は可能です。 ハンドル名の重複をチェックする場合、XMail アカウント数が多いとコンピュータに大きな負荷がかかる可能性があります。 ### bbsallowsearch ### 記事・コメントの検索 掲示板で投稿済み記事やコメントの検索を許可するかどうかを選択します。 データ量が多い場合、検索処理はコンピュータに大きな負荷がかかります。 ### bbsallowsort ### 記事・コメントのソート 記事一覧やコメント一覧においてソート表示を可能にするかどうかを選択します。 許可すると、タイトル名や投稿者、投稿日時、重要度などをキーにして記事やコメントの一覧をソート・再表示できるようになります。 ### bbsallowupload ### ファイルアップロードの許可 記事・コメントの投稿時にファイルのアップロードも許可するかどうかを選択します。 同時にアップロードできるファイルは1個です。 ### bbsmaxupload ### アップロードファイルの最大サイズ ファイルアップロードを許可する場合、その最大サイズをキロバイトで指定します。 ここで指定するサイズ以上のファイルは掲示板からはアップロードできません。 ### bbsuploadtag ### アップロードを禁止するファイル拡張子 危険なファイルをアップロードさせたくない場合など、掲示板の運営方針に従ってファイル拡張子を制限してください。 クリックと同時に実行される可能性があるファイルタイプについては禁止することをすすめます。 ### bbsupdateindex ### 検索インデックスの随時更新 掲示板における検索では保存記事や保存コメントを直接に検索するわけではなく、あらかじめ作成した専用データ(検索インデックス)を対象に検索を実行します。 直接の検索を行わない理由は、掲示板データが多いと検索時にコンピュータに非常に大きな負荷がかかることがあるからです。 検索インデックスを対象に検索を行うため、インデックスを作成したあとで投稿された記事やコメントは検索できないことになります。 このため K4 では "検索インデックスの随時更新" を許可することで、もしインデックスが作成後 3600 秒を過ぎていた場合、それを再作成し、更新後のインデックスに対して検索を実行しています。 もし更新のない掲示板データを検索するのであればインデックスの随時更新は許可せず、XMailCFG に付属するインデックス作成用スクリプトを利用することができます。 スクリプトは setupフォルダ内の MakeBBSIndex.pl で、それを適切に修正したあと MakeBBSIndex.bat を実行すれば OK です。 MakeBBSIndex.bat はコントロールパネルのタスクに登録すれば定期的に自動実行することができます。 インデックス作成はいずれにしても負荷が高い作業なので、深夜または早朝などホストへのアクセスが少ない時間帯を利用することをすすめます。 #######