XMailCFG 改版履歴
さても ―
率直なところ、XMailCFG はインターネットの先人たるハッカー諸氏から見れば未熟なツールであろうかと思います。 もし他の技術者が XMail に関心を持ったなら、もっと優れたツールが生まれたことでしょう。 しかし、苦心惨憺、長い時間を費やしているうちに見知らぬ心温かき人々の協力も得られ、その未熟もいくばくか成長することとなりました。 恐縮ながら今では少なからぬユーザ諸氏がいるようです。 さても、XMailCFG はまだ役に立ちますか? ではこうしましょう。― 作者が元気な限り XMailCFG は関連ツールとともにメンテナンスが続けられます。
現状の問題点
XMailCFG(K4/kml を含む) は 15 年にわたってメンテナンスが継続されていますが、以下の 2 点については情報や設定内容が古くなっています。
(1) MS 社のウェブサーバ IIS についての情報・設定内容
XMailCFG は 2015 年における MS 社の最新の IIS でも問題なく動作させられるはずで、ネット上にも体験記などがありますが、作者自身は十分な動作テストを行っていません。もし動かない場合、サポートサイトで相談してください。必ず動作させられるはずです。
(2) ウイルススキャン機能についての情報・設定内容
XMailCFG で対応をうたっているウイルススキャンソフトウェアはその後バージョンアップが行われたり、あるいは販売終了になっているにもかかわらず、作者はそれらのソフトウェアの動向を追跡していません。ウイルススキャンに関する現在の XMailCFG のほとんどの設定は無効になっている可能性があります。
IPv6 環境での運用について
(1) XMail は 1.25 バージョンから IPv6 にネイティブ対応となっていますが、対応する Windows バイナリは公開されていないため、あなたがソースコードからビルドしてそれを作成する必要があります。
(2) XMailCFG は IPv4 環境を前提としているため、IP アドレスを指定する XMailCFG のメニュー群は IPv6 環境ではすべて意味がありません。設定ファイル(TABファイル)への直接入力を行ってください。XMailCFG のその他の大部分のメニューは IPv6 版 XMail のためにもそのまま利用できます。

■ 2.42d (2016/04/15)


■ 2.42c (2016/03/14)


■ 2.42b (2016/03/03)


■ 2.42a (2016/02/03)  本年も諸兄のご多幸を祈ります。


■ 2.42 (2015/11/19)
メッセージの検索機能、メッセージアーカイブのダウンロード機能を追加しました。


■ 2.41l (2015/10/18)
大量スパム時代において [アンチ・スパム]-[スパムホストの管理] はシンプルながら有用なメニューです。そこでそれを再構成しました。スクリプトだけでなく HTML ファイルの変更もあります。


■ 2.41k (2015/10/07)
HTML ファイルの更新、画像ファイルの追加があります。


■ 2.41j (2015/08/31)
[SSL/TLS の管理] メニューを再構成しました。XMail で SSL/TLS を試してみませんか?


■ 2.41i (2015/07/09)
SMTP 認証アカウントはアカウント乗っ取り攻撃の標的になる可能性があります。 十分に複雑な ID とパスワードでシステムを運用できるよう管理者は工夫してください。


■ 2.41h (2015/05/21)
引き続きスパマーとの闘争の一助です。


■ 2.41g (2015/04/09)
アカウント乗っ取り攻撃が目に余りますね。スパマーとの永い闘いを覚悟しなければならないようです。


■ 2.41f (2015/01/03)  謹賀新年。本年も諸兄のご多幸を祈ります。


■ 2.41e (2014/08/02)


■ 2.41d (2014/07/03)


■ 2.41c (2014/03/16)


■ 2.41b (2014/01/10)


■ 2.41a (2013/11/08)


■ 2.41 (2013/10/19)


■ 2.40d (2013/09/30)


■ 2.40c (2013/08/08)


■ 2.40b (2013/04/26)


■ 2.40a (2013/02/27)


■ 2.40 (2013/01/06)  謹賀新年、 本年も諸兄のご多幸を祈ります。

作者は本年 65 歳になります。
XMailCFG/K4/kml のメンテナンスを始めてから 12 年で、なんとまあ早いものですね。今や頭頂には白雪もありません。
知人によれば作者は「人生の晩年」だそうですが、それでもすこぶる元気ですので、ユーザがあるうちは執念深くメンテナンスを続けるつもりです。
これまで長くご支援いただいている諸兄に深く感謝します。今後も、本当に、お互いに、大いに前進を続けたいものです。


■ 2.39c (2012/10/27)


■ 2.39b (2012/10/14)


■ 2.39a (2012/07/23)


■ 2.39 (2012/01/03)  謹賀新年、 本年も諸兄のご多幸を祈ります。


■ 2.38a (2010/11/13)


■ 2.38 (2010/08/11)


■ 2.37a (2010/07/19)


■ 2.37 (2010/05/03)


■ 2.36d (2009/12/16)


■ 2.36c (2009/08/30)


■ 2.36b (2009/07/31)


■ 2.36a (2009/07/21)


■ 2.36 (2009/06/29)


■ 2.35f (2009/06/03)


■ 2.35e (2009/05/17)


■ 2.35d (2009/04/12)


■ 2.35c (2009/03/27)


■ 2.35b (2009/03/20)


■ 2.35a (2009/03/15)


■ 2.35 (2009/03/13)

スパム誤判定対策として本バージョンから XMailCFG/K4(0.91) で迷惑メールフォルダ機能を利用できるようにしました。
スパム対策は、メンテナンスに苦労を強いられるのにユーザからのクレームがあるなど管理者にとって割に合わない作業です。 本機能があればあなたは少しだけ楽になるかもしれません。

そのほか、[リストの管理]-[MLメンバーの管理] でメンバーの登録情報を更新したとき所属ドメイン情報が正しく保存されない不具合を修正しました。


■ 2.34a (2009/03/01)


■ 2.34 (2009/02/18)

アンチ・スパム対策の一つとして S25R チェックを可能にしました。S25R チェックは浅見秀雄氏提案のスパム対策方式で、http://www.gabacho-net.jp/anti-spam/anti-spam-system.html に詳細情報があります。試したところ非常な効果があるので、XMailCFG で実装することとしました。


■ 2.33b (2009/02/12)


■ 2.33a (2008/12/21)


■ 2.33 (2008/11/27)

K4 0.90 に対応する XMailCFG です。K4 0.90 では掲示板機能が搭載されました。
新しい K4 で掲示板を利用するには以下のようにします。
  1. [K4の管理]-[環境設定]-[掲示板] で掲示板の利用を許可し、グローバル環境を適切に設定します。
  2. [K4の管理]-[掲示板の管理]-[新規作成] で新しい掲示板を作成します。
  3. [K4の管理]-[掲示板の管理]-[掲示板一覧]-[アカウント管理] で該当掲示板へのアクセス許可を設定します。
  4. 必須ではありませんが、アクセスを許可するユーザについては [ユーザの管理]-[K4アクセス権]-[掲示板ハンドル名] に該当ユーザのハンドル名を指定することができます。
  5. 準備完了です。
その他、修正・変更分は以下の通りです。

■ 2.32 (2008/11/17)


■ 2.31d (2008/10/20)


■ 2.31c (2008/10/03)


■ 2.31b (2008/09/07)


■ 2.31a (2008/08/01)


■ 2.31 (2008/07/23)


■ 2.30g (2008/06/21)


■ 2.30f (2008/06/13)


■ 2.30e (2008/05/19)


■ 2.30d (2008/04/09)


■ 2.30c (2008/02/15)

XMail 1.25 付属のコントロールコマンド(CtrlClnt.exe)が、環境によって動作不具合に見舞われるというレポートがあります。 状況についてはサポートサイト(http://xmail.dojo.jp) "XMailCFG 掲示板" の #031 が参考になります。

この不具合は XMail 1.24 付属の CtrlClnt.exe で 1.25 のものを置き換えることで解消します。 これによる XMail/XMailCFG(1.25対応版) への悪影響はありません。 また、1.25 対応版の XMailCFG(2.29以降) を XMail 1.24 のために利用することにも問題はありません。不安を感じる向きのため、[環境設定]-[XMail環境設定] で XMail 1.24 の環境設定も実行できるようにしました。


■ 2.30b (2008/02/01)


■ 2.30a (2008/01/13)


■ 2.30 (2008/01/03)

K4 0.89 に対応する XMailCFG です。


■ 2.29 (2007/11/28)

本バージョンは XMail 1.25 ベータ対応です。
XMail 1.25 テストバージョンは http://www.mail-archive.com/xmail%40xmailserver.org/ から入手できます。
1.25 はベータテスト中ですが、半年以上にわたって多くの試行を重ね、ほぼ安定版となっているようです。ただし、RFC-2822 違反メールアドレス問題についてはそのままなので、正式版が出たときは有志のパッチ版公開を期待します。
なお、本版を XMail 1.24 のために使用してもとくに問題はありません。

ベータテスト中にもかかわらず公開したのは、スパム対策が緊急の課題となってきたからです。
本バージョンでは以下のようにスパム対策を強化しました。

その他、以下のようにセキュリティ機能を強化しています。メニュー構成が変更されています。旧バージョンでウイルススキャン機能を利用していたユーザは [セキュリティ]-[ウイルススキャン] で改めて機能をオンにする必要があります。

そのほか、アクセスログの表示を共通フォーマットにするなど、いくつかの修正・変更を行っています。
なお、本版では [K4の管理]-[サービスの一時停止] において K4 に現在ログイン中の(可能性のある)ユーザ一覧を表示することはできません。データの収集方法を変更したからです。対応する K4 の公開を待ってください。


■ 2.28c (2007/10/08)

[環境設定]-[SSL/TLS 設定] を大幅に改訂し、私的認証局(自己認証局)の作成方法やサーバ証明書の生成方法を見直しました。また、クライアント証明書も発行できるようにしました。

前バージョン(2.28b)で私的認証局を作成していたユーザは本バージョンでそれを再作成することをすすめます。再作成する場合、サーバ証明書も再作成する必要があります。

なお、XMailCFG のメニューを利用すれば Apache など他のサーバのための証明書を作成することも可能です。


■ 2.28b (2007/09/28)

SSL/TLS セットアップを支援するため、[環境設定]-[SSL/TLS 設定] を新設しました。コマンド操作は不要です。


■ 2.28a (2007/09/15)


■ 2.28 (2007/08/09)

K4 0.88、kml 0.03 に対応するバージョンです。

グループ機能を拡張し、[グループの管理] としてメニューを独立させました。学校や大組織など、規模の大きなドメインにおいてクラス別や部門別にユーザを管理することを目的にしています。

旧バージョンでグループ機能を利用していた場合、[環境設定]-[XMailCFG 環境設定] を実行すると旧データが新バージョン対応へとコンバートされます。

  1. グループには他のグループやドメインを含めることができます。
  2. メンバーを一括登録できます。登録時には個別ユーザの名前や住所、電話番号なども登録できます。
  3. メンバーの登録/削除では、同時に XMail アカウントの登録/削除も可能です。
  4. メンバー全員の K4 アクセス権やフィルタ機能利用のオン/オフを一括設定できます。
  5. メンバー全員が K4 で共用するメニュー、アドレス帳、メッセージフッタなどを管理できます。
  6. 全メンバーあてに同報メッセージを送信できます。

その他、いくつかの機能拡張を行いました。


■ 2.27 (2007/07/06)


■ 2.26 (2007/06/17)


■ 2.25a (2007/01/14)

XMail 1.23 以前から 1.24 へのアップデートは XMail バイナリを上書きし、XMailCFG から [XMail環境設定] を上書きで行なうだけですが、その結果 XMail を起動できなくなる場合または送受信に失敗するようになる場合は以下のようにしてください。

  1. XMail が起動しない場合、Microsoft のダウンロードセンターなどから Microsoft .NET Framework または C++ ランタイム(Microsoft Visual C++ 再頒布可能パッケージなど)をインストールしてみてください。
  2. SSL/TLS を利用する場合は XMail 同梱の libeay32.dll と ssleay32.dll をパスの通った場所(Windows の system32 フォルダなど)にコピーしてください。
  3. SSL/TLS を利用する場合は XMail の MailRoot 内に証明書(server.cert) と秘密鍵(server.key) を作成してください。作成時にエラーがある場合は前項(1,2)の作業を確認してください。
  4. SSL を利用しない場合でも、クライアントから STARTTLS(STLS) による接続があると、前項(1-3)の作業が行なわれていない場合は接続に失敗します。

変更・追加は以下の通りです。


■ 2.25 (2007/01/01)

XMail 1.24 が SSL/TLS に対応したことに対応する XMailCFG です。


■ 2.24c (2006/12/17)


■ 2.24b (2006/12/01)


■ 2.24a (2006/11/26)


■ 2.24 (2006/11/22)


■ 2.23 (2006/08/01)


■ 2.22b (2006/07/17)


■ 2.22a (2006/05/14)


■ 2.22 (2006/05/10)


■ 2.21c (2006/03/02)


■ 2.21b (2006/02/14)


■ 2.21a (2006/02/08)


■ 2.21 (2006/02/01)


■ 2.20a (2005/12/22)


■ 2.20 (2005/12/02)


■ 2.19d (2005/11/04)

setup/update.bat による CGI スクリプトファイル shebang 行(第1行)の自動修正に不具合があったのを修正しました。


■ 2.19c (2005/11/04)


■ 2.19b (2005/10/12)


■ 2.19a (2005/09/28)


■ 2.19 (2005/09/26)


■ 2.18a (2005/09/10)


■ 2.18 (2005/08/12)


■ 2.17 (2005/08/01)


■ 2.16h (2005/07/07)


■ 2.16g (2005/05/31)


■ 2.16f (2005/05/20)

前版において、[セキュリティ]-[スパムメッセージの管理] でスパムメッセージをそのままブラックホールアドレスに送信することにしましたが、これは大きな錯誤で、処理の結果、メッセージの配送ループが発生することがあることに気づきました。(汗

このため、ブラックホールアドレスへの通知についてはひとまず前版の動作と同じにもどしました。すなわち、通知メッセージ内にスパムメッセージの内容を貼り付ける形になります。ヘッダへの X-Spam-Keyword: タグの挿入も行いません。


■ 2.16e (2005/05/19)


■ 2.16d (2005/05/16)


■ 2.16c (2005/05/07)


■ 2.16b (2005/04/07)


■ 2.16a (2005/03/04)


■ 2.16 (2005/02/10)


■ 2.15 (2005/01/10)


■ 2.14c (2005/01/07) -- XMail 1.20 対応の最終版(2)です。


■ 2.14b (2005/01/06) -- XMail 1.20 対応の最終版です。


■ 2.14a (2004/12/20)


■ 2.14 (2004/12/08)


■ 2.13 (2004/11/17)


■ 2.12 (2004/10/17)


■ 2.11 (2004/10/08)


■ 2.10a (2004/09/19)


■ 2.10 (2004/09/13)


■ 2.09 (2004/08/16)


■ 2.08 (2004/07/11)


■ 2.07b (2004/06/27)


■ 2.07a (2004/05/31)

XMail 1.19 にメモリリークが発見され、即日に 1.20 が公開されたことに合わせ、XMailCFG 2.07 のバージョン表記のみを変更しました。


■ 2.07 (2004/05/30)

XMail 1.19 に対応しました。本バージョンは XMail 1.18 以前の管理のためには使えません。
新しい XMail では SMTP セッション中におけるオンラインフィルタリングが可能になりました(従来のフィルタリングは SMTP セッション完了後または開始前のオフライン処理)。また、mailproc.tab 処理がドメイン処理に対応しました。これによりドメイン単位の転送処理やリレー処理、外部コマンド実行などが可能になりました。


■ 2.06b (2004/04/19)


■ 2.06a (2004/02/26)


■ 2.06 (2004/02/06)

XMail によるサービスを特定の IP アドレスにバインドするための環境設定を実行できるようにしました。ローカルループバックアドレス(127.0.0.1)に対しては常にバインドが行われるので、とくにバインド指定を行わない場合は従来の動作と同じになります。


■ 2.05a (2004/01/18)


■ 2.05 (2004/01/14)


■ 2.04f (2004/01/12)


■ 2.04e (2004/01/07)


■ 2.04d (2003/12/30)


■ 2.04c (2003/12/27)


■ 2.04b (2003/12/24)


■ 2.04a (2003/12/24)


■ 2.04 (2003/12/24)


■ 2.03 (2003/12/18)


■ 2.02a (2003/12/10)


■ 2.02 (2003/11/24)


■ 2.01 (2003/11/12)

今回はメニューや設定項目が増えました。関連ドキュメントやヘルプをよく読むことをすすめます。


■ 2.00c (2003/10/22)


■ 2.00b (2003/10/14)


■ 2.00a (2003/10/09)


■ 2.00 (2003/10/01)

XMailCFG の新しいメジャーバージョンです。XMail 1.16/1.17 と K4 0.70 に対応します。
このバージョンは 1.x バージョンと比較し、以下の機能が追加・拡張または変更されています。
詳しい情報はサポートサイト(http://xmail.dojo.jp/documentation/)にあります。

【機能の追加/拡張】

【変更点】

【バージョン 1.x からのアップデート方法】

バージョン 1.x 環境を 2.x 環境にアップデートする場合は以下のようにしてください。
なお、アップデート作業において XMail 関連のファイル(MailRoot\*.tab など)は何も修正する必要はありません。

  1. XMail は 1.16 以降をインストール/セットアップしている必要があります。
  2. XMailCFG 2.x パッケージをダウンロードし、既存の XMailCFG とは別の(WWW サーバからアクセスできる)任意の場所で展開します。または既存の仮想ディレクトリ内の XMailCFG 関連ファイルのすべてを削除し、そこに新しい XMailCFG を展開します。
  3. K4 を運用している場合は既存の K4 に 0.7 アーカイブを上書きで展開しておきます。
  4. 必要があれば XMailCFG/K4 の cgi フォルダにある全 .cgi ファイルの先頭行を修正します。修正には setup/update.bat が利用できます。
  5. 新しい XMailCFG にアクセスし、[環境設定]-[XMailCFG 環境設定] ページを開きます。[XMailCFG 環境設定] は [基本セットアップ] にもありますが、そちらは利用しないでください。
  6. [XMailCFG 環境設定] では設定項目が増えているので、ヘルプを参照するなどして適切な設定を行います。
  7. [XMailCFG 環境設定] を保存すると、"環境をアップデートしてください!!" というメッセージが現れるので、そこから "2.x 対応への変換を実行" リンクをクリックします。これにより旧環境が自動的に新しいものに移行されます。アカウント数が多い場合は処理に時間がかかります。
  8. 引き続き [環境設定]-[K4 環境設定] も実行してください。K4 についてはそのほかには追加作業はありません。
  9. 作業完了です。

【複数の XMail を運用する方法について】

XMail はその 1.16 から 1 台のホストに複数のサービスを共存させることが可能になりました。これにより、たとえば同じホスト上で公開サービスのほかに私的なメールサービスをセットアップすることができます。

複数の XMail を XMailCFG/K4 から運用する場合、XMail、XMailCFG、K4 はそれぞれ専用のインストールが必要です。つまり、2 つのメールサービスを実行する場合は 2 組の XMail/XMailCFG/K4 をセットアップします。そして、個々の XMailCFG は自分に割り当てられた XMail のみを管理することになります。K4 についても同様です。

具体的には以下のようにします。

  1. XMail パッケージを既存のものとは別の任意のドライブ/フォルダにインストールし、XMail の本体プログラム xmail.exe を他の XMail インストールとは異なる任意の名前にリネームします。これは手作業で行う必要があります。
  2. その XMail を管理するための新しい XMailCFG 2.x と K4 0.7x を任意の場所にインストール/セットアップし、XMailCFG の [基本セットアップ] をすべて実行します。
  3. [環境設定]-[K4 環境設定] を実行します。
  4. 作業完了です。あとは 1 つ目の XMail/XMailCFG/K4 の場合と同じように管理が行えます。

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