###■■ XMailCFG環境設定 ### admin ### 管理用アカウント名 XMail を管理するためのアカウントの名前を登録します。 ここで登録するアカウントは XMail のローカルユーザである必要はありません。 アカウント名に使える文字は英数文字とピリオド、ハイフン、アットマークです。 XMailCFG を使ってXMail を管理する場合、ここで指定するものを記憶する必要はないので、できるだけ長く複雑な名前を指定してください。 ### pass ### 管理用パスワード XMailCFG から XMail を管理するためのパスワードを登録します。 XMailCFG を使ってXMail を管理する場合、ここで指定するパスワードを記憶する必要はないので、できるだけ長く複雑なものを指定してください。 ただし、パスワードには以下の文字は使えません。 * " \ | < > ### ctrlport ### CTRL ポート XMailCFG から管理する XMail のコントロールサービスで使用する TCP ポート番号または IP アドレスまたはその両者の組み合わせを指定します。 一般的な運用ではポート番号を 1 つ指定します。 デフォルトのポート番号は |b|6017|_b| で、デフォルト値を使用する場合は指定する必要はありません。ポート番号のみを指定した場合、サービスはローカルループバックアドレス(127.0.0.0/8)を含むすべての IP アドレスの指定ポートで有効になります。 複数のポートを指定する場合、IP アドレスも含めて指定する必要があります(後記参照)。 ホストが持っているすべての IP アドレスでサービスを行いたい場合、IP アドレスは |b|0.0.0.0|_b| と指定することができます。 |b|192.168.1.1|_b| のように IP アドレスのみを指定した場合、ローカルループバックアドレスを除く他のすべての IP アドレスではサービスが行われなくなるので注意してください。この場合、ポート番号はデフォルト値になります。 |b|192.168.1.1:6017|_b| のように IP アドレスとポート番号とをコロンで接続した書式で指定すれば、サービスを指定 IP アドレスの指定ポートに割り当てることができます。これは、タブや空白で区切って複数回の指定が可能で、 |b|192.168.1.1:6017 192.168.1.1:16017|_b| のようにすれば同一サービスを複数ポートで実行できるようになり、もしホストが複数の IP アドレスを持つ場合、 |b|10.0.10.100:6017 192.168.2.1:26017|_b| のような指定を行うこともできます。 同一ホスト上で複数個の XMail を動作させる場合、それぞれのサービスポートが衝突しないようにしてください。 なお、[XMailCFG 環境設定] を利用して XMail の各サービスを特定 IP やデフォルトとは異なるポート番号に割り当てる場合、ローカルループバックアドレスのデフォルトのサービスポートに対しては常に該当サービスが有効になります。 ### ctrlsport ### CTRLS ポート XMailCFG から管理する XMail のコントロールサービスを SSL 接続で使用する場合の TCP ポート番号または IP アドレスまたはその両者の組み合わせを指定します。 設定の詳細は [CTRL ポート] の項を見てください。 ただし、CTRLS のデフォルトのポート番号は 6018 です。 ### fingerport ### FINGER ポート XMailCFG から管理する XMail の FINGER サービスで使用する TCP ポート番号または IP アドレスまたはその両者の組み合わせを指定します。 一般的な運用ではポート番号を 1 つ指定します。 デフォルトのポート番号は |b|79|_b| で、デフォルト値を使用する場合は指定する必要はありません。ポート番号のみを指定した場合、サービスはローカルループバックアドレス(127.0.0.0/8)を含むすべての IP アドレスの指定ポートで有効になります。 複数のポートを指定する場合、IP アドレスも含めて指定する必要があります(後記参照)。 |b|192.168.1.1|_b| のように IP アドレスのみを指定した場合、ローカルループバックアドレスを除く他のすべての IP アドレスではサービスが行われなくなるので注意してください。この場合、ポート番号はデフォルト値になります。 |b|192.168.1.1:79|_b| のように IP アドレスとポート番号とをコロンで接続した書式で指定すれば、サービスを指定 IP アドレスの指定ポートに割り当てることができます。これは、タブや空白で区切って複数回の指定が可能で、 |b|192.168.1.1:79 192.168.1.1:10079|_b| のようにすれば同一サービスを複数ポートで実行できるようになり、もしホストが複数の IP アドレスを持つ場合、 |b|10.0.10.100:79 192.168.2.1:20079|_b| のような指定を行うこともできます。 同一ホスト上で複数個の XMail を動作させる場合、それぞれのサービスポートが衝突しないようにしてください。 ホストが持っているすべての IP アドレスでサービスを行いたい場合、IP アドレスは |b|0.0.0.0|_b| と指定することができます。 なお、[XMailCFG 環境設定] を利用して XMail の各サービスを特定 IP やデフォルトとは異なるポート番号に割り当てる場合、ローカルループバックアドレスのデフォルトのサービスポートに対しては常に該当サービスが有効になります。 ### popport ### POP3 ポート XMailCFG から管理する XMail の POP3 サービスで使用する TCP ポート番号または IP アドレスまたはその両者の組み合わせを指定します。 一般的な運用ではポート番号を 1 つ指定します。 デフォルトのポート番号は |b|110|_b| で、デフォルト値を使用する場合は指定する必要はありません。ポート番号のみを指定した場合、サービスはローカルループバックアドレス(127.0.0.0/8)を含むすべての IP アドレスの指定ポートで有効になります。 複数のポートを指定する場合、IP アドレスも含めて指定する必要があります(後記参照)。 ホストが持っているすべての IP アドレスでサービスを行いたい場合、IP アドレスは |b|0.0.0.0|_b| と指定することができます。 |b|192.168.1.1|_b| のように IP アドレスのみを指定した場合、ローカルループバックアドレスを除く他のすべての IP アドレスではサービスが行われなくなるので注意してください。この場合、ポート番号はデフォルト値になります。 |b|192.168.1.1:110|_b| のように IP アドレスとポート番号とをコロンで接続した書式で指定すれば、サービスを指定 IP アドレスの指定ポートに割り当てることができます。これは、タブや空白で区切って複数回の指定が可能で、 |b|192.168.1.1:110 192.168.1.1:10110|_b| のようにすれば同一サービスを複数ポートで実行できるようになり、もしホストが複数の IP アドレスを持つ場合、 |b|10.0.10.100:110 192.168.2.1:20110|_b| のような指定を行うこともできます。 同一ホスト上で複数個の XMail を動作させる場合、それぞれのサービスポートが衝突しないようにしてください。 なお、[XMailCFG 環境設定] を利用して XMail の各サービスを特定 IP やデフォルトとは異なるポート番号に割り当てる場合、ローカルループバックアドレスのデフォルトのサービスポートに対しては常に該当サービスが有効になります。 ### popsport ### POP3S ポート XMailCFG から管理する XMail の POP3 サービスを SSL 接続で使用する場合の TCP ポート番号または IP アドレスまたはその両者の組み合わせを指定します。 設定の詳細は [POP3 ポート] の項を見てください。 ただし、POP3S のデフォルトのポート番号は 995 です。 ### smtpport ### SMTP ポート XMailCFG から管理する XMail の SMTP サービスで使用する TCP ポート番号または IP アドレスまたはその両者の組み合わせを指定します。 一般的な運用ではポート番号を 1 つ指定します。 デフォルトのポート番号は |b|25|_b| で、デフォルト値を使用する場合は指定する必要はありません。ポート番号のみを指定した場合、サービスはローカルループバックアドレス(127.0.0.0/8)を含むすべての IP アドレスの指定ポートで有効になります。 複数のポートを指定する場合、IP アドレスも含めて指定する必要があります(後記参照)。 ホストが持っているすべての IP アドレスでサービスを行いたい場合、IP アドレスは |b|0.0.0.0|_b| と指定することができます。 |b|192.168.1.1|_b| のように IP アドレスのみを指定した場合、ローカルループバックアドレスを除く他のすべての IP アドレスではサービスが行われなくなるので注意してください。この場合、ポート番号はデフォルト値になります。 |b|192.168.1.1:25|_b| のように IP アドレスとポート番号とをコロンで接続した書式で指定すれば、サービスを指定 IP アドレスの指定ポートに割り当てることができます。これは、タブや空白で区切って複数回の指定が可能で、 |b|192.168.1.1:25 192.168.1.1:10025|_b| のようにすれば同一サービスを複数ポートで実行できるようになり、もしホストが複数の IP アドレスを持つ場合、 |b|10.0.10.100:25 192.168.2.1:20025|_b| のような指定を行うこともできます。 OP25B(Outbound Port 25 Blocking)対策のためには、たとえば |b|0.0.0.0:25 0.0.0.0:587|_b| と指定してください。 同一ホスト上で複数個の XMail を動作させる場合、それぞれのサービスポートが衝突しないようにしてください。 なお、[XMailCFG 環境設定] を利用して XMail の各サービスを特定 IP やデフォルトとは異なるポート番号に割り当てる場合、ローカルループバックアドレスのデフォルトのサービスポートに対しては常に該当サービスが有効になります。 ### smtpsport ### SMTPS ポート XMailCFG から管理する XMail の SMTP サービスを SSL 接続で使用する場合の TCP ポート番号または IP アドレスまたはその両者の組み合わせを指定します。 設定の詳細は [SMTP ポート] の項を見てください。 ただし、SMTPS のデフォルトのポート番号は 465 です。 ### xmaildir ### XMail インストールフォルダ XMailCFG から管理する XMail の本体プログラムがインストールされているフォルダを指定します。配布アーカイブに含まれる |b|xmail.exe|_b| が本体プログラムです。ドライブ文字を含め c:\usr\xmail(c:/usr/xmail) のように指定してください。大文字と小文字とは区別されません。 ### xmailexe ### XMail 実行ファイル名 XMailCFG から管理する XMail の本体プログラム名を指定します。実行ファイル名が Windows のサービス名になるので、1 台のホストで複数の XMail を動作させる場合はそれぞれで異なる名前にする必要があります。 ### openssl ### OpenSSL コマンドへのフルパス [SSL/TLSの管理] メニューで利用する OpenSSL コマンドのフルパスを指定してください。 Windows 環境の場合 "C:/usr/XMail/openssl.exe" などと拡張子まで指定します。Openssl コマンドは XMail(のインストールフォルダ) にあるはずですが、バージョンが古い場合があります。 非 Windows 環境の場合はシステム管理者に問い合せてください。 ### mailroot ### MailRoot フォルダ XMail の環境変数 MAIL_ROOT の値を定義します。ドライブ文字を含め、|b|c:\usr\xmail\mailroot|_b| または |b|/usr/xmail/mailroot|_b| のように指定してください。なお、MailRoot フォルダは |b|xmail.exe|_b|(xmail) が存在するドライブ/フォルダとは無関係に指定できます。 セキュリティのため、WWW サーバからアクセスできない場所を指定してください。ただし、CGI プロセスからは読み込みや書き込みができないと困るので、アクセス権の設定を適切に行ってください。 ### mailroot2 ### MailRoot バックアップフォルダ XMail の MailRoot のバックアップがある場合に、その内部のメッセージ一覧を表示するための指定です。D:\Backup\XMail\MailRoot または /Backup/xmail/mailroot のように指定してください。 メッセージ一覧は [ユーザの管理]-[MailRoot バックアップフォルダ] で見ることができます。 ### passmin ### パスワード最小文字数 XMailCFG から XMail を管理する場合、ユーザまたは管理アカウントはここで指定する文字数よりも短いパスワードを指定することはできません。 ### mboxmax ### メールボックス最大サイズ 受信用メールボックスの最大サイズを指定します。単位はキロバイトです。XMailCFG からユーザを管理するとき、メールボックスのサイズをこの値以上にすることはできません。 メールボックスは XMail の "MailRoot/domains/ドメイン名/ユーザ名" 直下にある mailbox または Maildir/new です。 K4 を利用している場合、メールボックスが存在する場所には out や trash など他のフォルダも作成されメッセージファイルが格納されますが、ここで指定するメールボックス最大サイズはそれらの場所のファイルサイズを含みません。 XMail はローカルアカウントあてのメッセージ受信にあたりその mailbox または Maildir/new 内の全ファイルの合計サイズをチェックし、あて先アカウントに許された最大サイズを超えていないか確認します。超えていた場合、XMail はメッセージを受信せずエラー情報を送信元に送ります。 ### mboxdef ### デフォルトのメールボックスサイズ ユーザアカウントを新規作成するとき、許可するメールボックスサイズのデフォルト値をキロバイトで指定します。 何も指定しない場合、デフォルト値は MailRoot/userdef.tab の MaxMBSize 定義に従います。 ### tz ### タイムゾーン タイムゾーンにおけるグリニッチ標準時に対する時差を指定します。日本では 9 時間の時差があります。 ### postmaster ### ポストマスターのメールアドレス ポストマスターは、 (1) 凍結メッセージ(最終的に処理不能になって保存されているメッセージ)の移動先アドレスとなり、 (2) XMailCFG 付属の各フィルタからメッセージを送信するときの送信元アドレスとなります。 空白にすることはできません。 なお、K4 を併用している場合でこのアドレスを変更した場合は [K4 の管理]-[環境設定] をやり直す必要があります。 ### apacheuser ### Apache 起動ユーザ名 非 Windows 環境において Apache ウェブサーバの起動ユーザ名を指定してください。 XMailCFG から XMail のコントロールコマンドを実行すると MailRoot 内ファイルの所有者が root になってしまい、Apache からはアクセス不能になってしまうので、コントロールコマンドごとに MailRoot の所有者をここで指定するユーザに変更します。 正しいユーザ名を指定しなかった場合、XMailCFG の動作に不具合が現れる可能性があります。 ### robot ### リストプロセッサのメールアドレス メーリングリストへの自動登録(入会)やそこからの自動削除(退会)などを受け付けるためのローカルアドレスを robot@hunet.ne.jp のように指定します。空白でもかまいません。 K4 を併用している場合でこのアドレスを変更した場合は [K4 の管理]-[環境設定] をやり直す必要があります。 リストプロセッサ機能は XMailCFG のフィルタスクリプトを利用しているため、[フィルタの管理] でフィルタ機能が一時停止されている場合は利用できません。 また、[ユーザの管理] においてリストプロセッサへの到着メッセージを他のアドレスに転送する場合、ローカルにもメッセージを残すオプションをオンにする必要があります。 ### localip ### ローカルネット IP アドレス XMail のローカルユーザが使用する IP アドレスをプライベートアドレスだけでなくグローバルアドレスもすべて指定します。この指定は [アクセスログ]-[ローカルIP利用状況] で参照します。 IPアドレスは以下のように指定できます。   192.168.1.10 (個別指定)   10.1.0.0/24 (マスク指定)   10.1.1.1-10.1.1.100 (範囲指定) IP アドレスは下位のゼロを省略しないでください。 スペース文字やカンマなどで区切れば最長 512 バイトまでの指定を行うことができます。 ### dfgroup ### デフォルトの表示グループ [ユーザの管理] で最初に表示するグループを選択します。何も選択しない場合は全グループを表示します。 ### dfdomain ### デフォルトの表示ドメイン [ユーザの管理] で最初に表示するドメインを選択します。何も選択しない場合は全ドメインを表示します。ただし、[デフォルトの表示グループ] が選択されている場合は、そのグループに属するユーザのうちここで指定したドメインに属するユーザを表示します。 ### dfsort ### デフォルトの表示方法 [ユーザの管理] と [リストの管理] でユーザ一覧またはメーリングリスト一覧を表示するときのソート方法を選択します。 ### glstdir ### GLST インストールフォルダ 強力なアンチ・スパムツールである GLST を使用している場合に、そのインストールフォルダを C:\xmail\mailroot\bin または /usr/xmail/mailroot/bin のように指定します。GLST を使用していない場合は空白にします。 指定場所に GLST が存在すれば、[セキュリティ]-[GLSTの管理] で GLST の環境設定を行なえるようになります。 ### k4dir ### K4 インストールフォルダ XMailCFG の関連ツールである K4 を使用している場合に、そのインストールフォルダを C:\pub\k4 または /pub/k4 のように指定します。K4 をインストールしていない場合は空白にします。 K4 インストールフォルダはウェブサーバからアクセスできるようにする必要があります。 ### kmldir ### kml インストールフォルダ XMailCFG の関連ツールであるメーリングリストアーカイブ管理ツール kml を使用している場合に、そのインストールフォルダを C:\pub\kml または /pub/kml のように指定します。kml をインストールしていない場合は空白にします。 kml インストールフォルダはウェブサーバからアクセスできるようにする必要があります。 ### kmlroot ### kml データフォルダ XMailCFG の関連ツールであるメーリングリストアーカイブ管理ツール kml から管理するデータが置かれるフォルダを C:\usr\xmail\kmlroot または /usr/xmail/kmlroot のように指定します。kml をインストールしていない場合は空白にします。 セキュリティのため、WWW サーバからアクセスできない場所を指定してください。ただし、CGI プロセスからはアクセスできないと困るので、アクセス権の設定を適切に行ってください。 ### ipmsg ### IP Messenger へのフルパス [ユーザの管理]-[LAN 内通知] においてフリーソフトウェアの |b|IP Messenger for Win|_b|(白水啓章氏が公開)を使って通知を行う場合にその実行ファイル(ipmsg.exe)へのフルパスを指定します。IP Messenger では暗号化通信が可能です。 この通知機能は XMailCFG のフィルタスクリプトを利用しているため、[フィルタの管理] でフィルタ機能が一時停止されている場合は通知は実行されません。 セキュリティのため、IP Messenger は WWW サーバからアクセスできない場所にインストールしてください。 ### netsendmsg ### LAN 内通知メッセージ [ユーザの管理]-[LAN 内通知] においてフリーソフトウェア |b|IP Messenger for Win|_b| を利用して LAN 内ホストにメッセージ到着を通知するときのメッセージを自由に指定します。何も指定しない場合、"|b|You Got Mail!!|_b|" というメッセージが送られます。 メッセージにマクロ文字列 |b|%F|_b|、|b|%S|_b|、|b|%T|_b| を入れればそれらはオリジナルメッセージ中の送信者アドレス(From:)や件名(Subject:)、あて先アドレス(To:)に置換されます。たとえば、"%Fさんから%Tあてのメッセージ(%S)が届きました!!" のように指定できます。 この機能は XMailCFG のフィルタスクリプトを利用しているため、[フィルタの管理] でフィルタ機能が一時停止されている場合は通知は行われません。 ### datecheck ### Date: フィールドチェック ローカルアカウントへの全到着メッセージの Date: ヘッダタグの値をチェックし、到着ローカル時より指定日数以上のずれがあるものを自動的にごみ箱に入れます。 アカウント別にチェックをオン/オフする場合は [ユーザの管理] または [リストの管理] の [スパムスキャン] メニューを利用してください。 ごみ箱は [ユーザ/リストの管理]-[メールボックスの閲覧] または K4 から閲覧することができます。 ### smtpdefer ### SMTP 送信保留 XMailCFG における SMTP 送信保留とは、XMail のローカルユーザ(またはローカルネットワーク)から外部あてに送信されようとするメッセージを特定の場所に一時保存し、送信者自身または管理者による最終的な確認のもとに実際に外部への送信を実行するものです。 "実行可能にする" にチェックをつけると保留機能を利用できるようになりますが、実際に運用するためには [セキュリティ]-[SMTP送信保留] メニューから個別のドメインについて適切な設定を行う必要があります。 ### distribute ### 受信メッセージの振り分け ローカルユーザあてのメッセージが XMail に到着したときにその自動振り分けを実行できるようにするかどうかを指定します。 (1) 振り分けを実行するには [ユーザの管理]-[受信メッセージの振り分け] で振り分けのルールを指定する必要があります。 (2) K4 で振り分け機能を管理するためには、[ユーザの管理]-[K4アクセス権] で個々のアカウントに対してそれを許可する必要があります。 (3) 振り分けを行ったメッセージは、それを XMail の受信用フォルダ(mailbox)に戻さない限りメーラからは受信できなくなります。 ### imageinline ### 添付画像のインライン表示 メールボックス内メッセージの内容表示において、メッセージに GIF/JPEG/PNG タイプの添付ファイルがある場合にその画像イメージをブラウザウィンドウ内に表示するならチェックをつけます。 インライン表示では Perl の Image::Size モジュールを利用するため、それがシステムにインストールされている必要があります。インストールされていない場合、XMailCFG はそのインストールを試みますが、Web サーバ等の環境によっては失敗することがあります。その場合はコマンドプロンプトで ppm install Image::Size を実行してみてください。 ### removereceived ### Received: 削除 アウトバウンドメッセージ(ローカルの XMail を経由して外部に送られるメッセージ)中のすべての Received:ヘッダタグを削除します。 ただし、ローカルのメールボックスに保存されるメッセージには少なくとも1個の Received:ヘッダタグが存在します。 ### received ### Received: 置換 アウトバウンドメッセージ(ローカルの XMail を経由して外部に送られるメッセージ)中の最新の Received:ヘッダタグ内に以下の文字列が見つかった場合にそれらを任意のドメイン名や IP アドレスに置換します。 localhost 10.0.xx.xx 127.0.xx.xx 172.[1-3].xx.xx 192.168.xx.xx [Received: localhost 置換] では localhost が見つかった場合に置き換えるべきフルドメイン名(FQDN)を指定します。インターネットで名前解決の可能な名前を指定するべきで、通常は自分の XMail のドメイン名ですが、動的 IP アドレスのユーザでは接続先プロバイダのドメイン名を指定すると好結果になるかもしれません。 [Received: ローカルアドレス置換] では該当 IP アドレスが見つかった場合に置き換えるべきグローバル IP アドレスを指定します。LAN 内の XMail から外部にメッセージを送信している環境では外部に接続しているルータやファイアウォールの IP アドレスを指定します。 なお、IP アドレスとして "-" を指定すると、Recieved: 中の IP アドレスを削除します。 このヘッダ制御機能は XMailCFG のフィルタスクリプトを利用しているため、[フィルタの管理] でフィルタ機能が一時停止されている場合は制御が行われません。 ### extKey ### 拡張変数 XMailCFG に既定の拡張変数または新たな拡張変数を追加する場合に利用してください。 たとえば [ファイルの管理] メニューでは、|b|x_file_depth|_b| や |b|x_file_path1|_b| などの変数に対応しており、あなたがそれをセットすれば、XMailCFG をデフォルトとは異なる状態で運用することができます。 ### ssl ### SSLライブラリのコピー [XMailインストールフォルダ] で指定する場所に SSL ライブラリファイルがある場合、それらを個々に Windows の system32 フォルダ内にコピーするかどうかを選択します。コピーする場合、既存のものを上書きします。 XMail を SSL 環境で運用するためにはコピーすることをすすめますが、OpenSSL などを別途インストールしている場合で system32 フォルダ内にすでにその関連ファイルが存在している場合、上書きコピーによりバージョンの不一致などのトラブルが起きる可能性があります。 ####### 以下は GLST 関連 ### rejmsg ### 再送要求メッセージ SMTP クライアントに対して再送を要求するときのエラーメッセージを指定します。 一時エラーを示すメッセージなので、通常は 451 から始めてください。日本語は使えません。 ### timeo ### 初期受信拒否継続時間 特定の未認証の接続(クライアントIP、MAIL FROM:値、RCPT TO:値で構成する情報で GLST が管理)を一時拒否したあと、その認証の受け付けを開始するまでの待機時間を秒数で指定します。 ここで指定する時間が経過し、かつ "再送待機時間" が過ぎないあいだに同じ接続があった場合、その接続を認証済みとして GLST のデータベースに登録し、"認証情報有効時間" で指定する時間はクライアントをフリーパスにします。 ### lametimeo ### 再送待機時間 一時拒否を行なった特定の接続に対して再接続を待ち続ける時間を秒数で指定します。 ここで指定する時間以内に再接続があった場合、その接続を認証済みにします。再接続がなかった場合、その接続についての情報を GLST のデータベースから削除します。 ### exptimeo ### 認証情報有効時間 GLST による認証の有効時間を秒数で指定します。 一度 GLST に認証されると、同じ接続(クライアントIP、MAIL FROM:値、RCPT TO:値で構成する情報で GLST が管理)はフリーパスとなり、しかも接続があるたびに有効時間がさらに延長されます。 有効時間が過ぎた場合、その接続は改めて GLST による再接続要求を受けます。 ### xnet ### ホワイトリスト GLST による再送要求処理の対象外となるホスト(群)を登録します。 IP アドレスとネットマスクをカンマで区切り、改行で終了するものが 1つの登録で、同じフォーマットで何行でも登録できます。 ### m_smtpdefer ### SMTP 送信保留 [XMailCFG環境設定] において "SMTP送信保留" を許可している場合に、ローカルユーザ(またはローカルネットワーク)から外部あてに送信されようとして一時保存されたメッセージを管理することができます。 ### m_attach ### 添付ファイルによる受信拒否 [セキュリティ]-[添付ファイルによる受信拒否] を実行している場合に、保存された拒否メッセージを閲覧することができます。 ### m_blackhole ### ブラックホールアドレス [アンチ・スパム]-[スパムメッセージの管理] でスパムメッセージの転送先ローカルアドレスを指定している場合、そのメールボックス内のメッセージを閲覧することができます。 ### m_catchall ### 全受信メッセージ(CatchAll) [セキュリティ]-[全受信メッセージのロギング] を実行している場合にそれらのメッセージを閲覧することができます。 ### m_logging ### ロギングメッセージ [ユーザの管理] または [リストの管理] で各アカウントについて受信ロギングを実行している場合、それらのメッセージを閲覧することができます。 ### m_smtpconnection ### SMTP接続数制限 [アンチ・スパム]-[SMTP接続数制限] を実行している場合に到着メッセージのコピーを閲覧することができます。 ### m_spam ### 迷惑メールフォルダ [アンチ・スパム] メニュー内の [S25Rチェック(不正アクセスホストの管理2)] や [SPF送信ドメイン認証の管理]、あるいは各ローカルユーザによる迷惑メール処理により保存されたメッセージを閲覧することができます。 #######