###■■ 委任の管理 ### url ### 委任用サイトのURL このドメイン管理委任用サイトの URL を指定します。可能ならサイトへのアクセスで SSL 接続を利用できるようにしてください。 URL は管理ツールの情報を容易に推測されないようにウェブサーバのエイリアス機能を利用するなどして決定してください。たとえば、"XMailCFG" という文字列を使わないように、また "admin" のような名称も避けた方がよいかもしれません。 ### path ### 委任用パッケージへのパス ダウンロード・セットアップしたドメイン管理委任用サイトへのローカルパスを C:/pub/common/XMailCFG2 のように指定します。パスが存在しない場合、セットアップは実行できません。 ### alias ### ログインID別名(エイリアス) 委任用サイトへのログイン ID は 5 桁の連番数値になりますが、それに問題がある場合は別名を指定することができます。 5 文字以上で英数文字、ハイフン、アンダースコアの組み合わせで指定してください。 ### password ### パスワード ドメイン管理者が管理サイトにログインするためのパスワードを指定します。十分に複雑なパスワードを指定してください。大文字と小文字、数字、記号文字がすべて含まれ、8 文字以上の長さを持つパスワードがおすすめです。 安易なパスワードを指定すると、管理サイトが権限のない第三者に侵入され、重大な損害をこうむる可能性があります。 ### expire ### ログイン有効時間 1 回のログインでドメイン管理者が管理サイト内で作業を行うことができる時間を秒数で指定します。あまり長い時間を与えるべきではありません。 何も指定しない場合、3,600 秒(1時間) がセットされます。 ### ip ### アクセス元 IP 制限 管理サイトがとくにセキュリティを重視しなければならない環境の場合、アクセス元の IP アドレスを制限することができます。IP アドレスは以下のフォーマットで指定してください。 192.168.0.100 192.168.0.100-192.168.0.120 192.168.0.0/24 スペースで区切って複数の指定を行うことができます。 ### postmaster ### ポストマスター E-mail 管理サイトからはドメイン管理者が電子メールをローカルドメインまたは外部ドメインあてに送出することができますが、そのさいの From アドレスとして使用するメールアドレスを指定してください。 実在するアドレスを指定することをすすめます。 ### domains ### 委任対象のドメイン このドメイン管理者に対して管理を許可するドメインにチェックをつけます。 ドメイン管理者は複数ドメインを管理することができます。 ### pophostname ### POP3 サーバ名 このドメイン管理者が管理するドメインのローカルユーザが使用する受信用サーバのインターネットドメイン名(FQDN) または IP アドレスを指定します。 ドメイン管理者がローカルユーザを作成したとき、ユーザへの告知事項としてこのサーバ名が表示されます。 SSL/TLS を利用する場合は IP アドレスではなくドメイン名にする必要があります。また、ドメイン名の場合はその名前でインターネットのどこからでもあなたの XMail にアクセスできるよう DNS が適切に設定されている必要があります。 ### popport ### POP3 ポート番号 受信用サーバのアクセス用ポート番号を指定します。 このポート番号は実際に使用可能でなければならないため、[XMailCFG 環境設定] で指定された内容に従う必要があります。何も指定しなかった場合、[XMailCFG 環境設定] の内容が適用されます。 ### smtphostname ### SMTP サーバ名 このドメイン管理者が管理するドメインのローカルユーザが使用する送信用サーバのインターネットドメイン名(FQDN) または IP アドレスを指定します。 ドメイン管理者がローカルユーザを作成したとき、ユーザへの告知事項としてこのサーバ名が表示されます。 SSL/TLS を利用する場合は IP アドレスではなくドメイン名にする必要があります。また、ドメイン名の場合はその名前でインターネットのどこからでもあなたの XMail にアクセスできるよう DNS が適切に設定されている必要があります。 ### smtpport ### SMTP ポート番号 受信用サーバのアクセス用ポート番号を指定します。 このポート番号は実際に使用可能でなければならないため、[XMailCFG 環境設定] で指定された内容に従う必要があります。何も指定しなかった場合、[XMailCFG 環境設定] の内容が適用されます。 ### domainmax ### 許可ドメイン数 この管理者が管理できるドメインの最大数を指定します。管理者は最大数に達するまでは新たなドメインを追加することができます。 管理者は登録済みドメインの削除も実行できます。 ### usermax ### 許可ユーザ数 この管理者が管理するドメインのユーザアカウントの最大数を指定します。管理者は最大数に達するまでは新たなユーザを追加することができます。ユーザの削除も可能です。何も指定しなかった場合、ゼロが指定されたものとします。この場合、ユーザは管理できません。 この制限は管理可能なすべてのドメインに対して適用されます。 ### listmax ### 許可メーリングリスト数 このドメイン管理者に対して管理を許可するメーリングリストの最大数を指定します。管理者は最大数に達するまでは新たなメーリングリストを追加することができます。その削除も可能です。何も指定しなかった場合、ゼロが指定されたものとします。この場合、メーリングリストは管理できません。 この制限は管理可能なすべてのドメインに対して適用されます。 ### listmaxuser ### 許可メーリングリスト購読者数 管理可能なそれぞれのメーリングリストに登録できる最大購読者数を指定します。何も指定しなかった場合、"10" を指定したものとみなします。 ### aliasmax ### 許可エイリアス数 このドメイン管理者に対して管理を許可するエイリアス(別名)の最大数を指定します。管理者は最大数に達するまでは新たなエイリアスを追加することができます。その削除も可能です。何も指定しなかった場合、ゼロが指定されたものとします。この場合、エイリアスは管理できません。 この制限は管理可能なすべてのドメインに対して適用されます。 ### mbsize ### メールボックス最大指定量 このドメイン管理者が管理するドメインのユーザアカウントに対し、ここで指定するサイズ以上のメールボックスサイズを指定できないようにします。 この指定は "XMailCFG 環境設定" で指定している [メールボックス最大サイズ] を超えることはできません。 ### mbview ### メッセージストアの閲覧 管理可能なローカルドメインの各ユーザのメールボックス内容をドメイン管理者に見せるかどうかを選択します。プライバシーポリシーに従った判断をしてください。 一部の私的なドメインでは管理者がメールボックス内を閲覧できたほうがよい場合があります。 ### allowrobot ### リストプロセッサの利用 リストプロセッサがセットアップされている場合に、ドメイン管理者にその利用を許可するかどうかを選択します。 リストプロセッサは便利ですが、乱用したり不適切な設定を行うとシステムに大きな負荷をかけてしまう可能性があります。 ### allowconfk4 ### ウェブメール(K4)関連設定 ウェブメールシステム K4 がセットアップされている場合、それに関連する設定を許可するかどうかを選択します。 許可した場合、ドメイン管理委任サイトにおいて XMailCFG と同様の K4 関連設定が可能になります。 ### allowmsgfroz ### 凍結メッセージの表示 何らかの原因で最終的に配送不能となってスプールに保存されているメッセージ(凍結メッセージ)の閲覧を許可するかどうか選択します。 ただし、表示されるのは凍結メッセージの MAIL FROM アドレスまたは RCPT TO アドレスのそれぞれのドメイン名が許可されたドメインに一致するもののみです。 ### allowmsgdeny ### 拒否メッセージの表示 [セキュリティ]-[添付ファイルによる受信拒否] の実行により受信を拒否されたメッセージがある場合、その閲覧等を許可するかどうか選択します。 ただし、表示されるのは凍結メッセージの MAIL FROM アドレスまたは RCPT TO アドレスのそれぞれのドメイン名が許可されたドメインに一致するもののみです。 ### allowmsgsent ### 送信メッセージの表示 ドメイン管理者がローカルユーザまたは外部アカウントあてに送信したメッセージを表示するかどうか選択します。 ただし、表示されるのはメッセージヘッダの From アドレスまたは To アドレスのそれぞれのドメイン名が許可されたドメインに一致するもののみです。 ### allowlogpop3 ### POP3 アクセスログの表示 XMail の POP3 サーバへのアクセスの記録を参照できるようにするかどうかを選択します。 ただし、参照できるのは管理を委任されたドメインについての記録のみです。 参照の許可はシステムに大きな負荷をかける場合があります。あなたの XMail システムが多数のドメインやユーザを収容し、実際に活発な運用を行っている場合、ログファイルのサイズが巨大化することがあり、本メニューの実行ではそこから関連ドメインのもののみを抜き出す必要があるためです。 ### allowlogsmail ### SMAIL アクセスログの表示 XMail によるメッセージ配信の記録を参照できるようにするかどうかを選択します。 ただし、参照できるのは管理を委任されたドメインについての記録のみです。 参照の許可はシステムに大きな負荷をかける場合があります。あなたの XMail システムが多数のドメインやユーザを収容し、実際に活発な運用を行っている場合、ログファイルのサイズが巨大化することがあり、本メニューの実行ではそこから関連ドメインのもののみを抜き出す必要があるためです。 ### allowlogsmtp ### SMTP アクセスログの表示 XMail によるメッセージ受信の記録を参照できるようにするかどうかを選択します。 ただし、参照できるのは管理を委任されたドメインについての記録のみです。 参照の許可はシステムに大きな負荷をかける場合があります。あなたの XMail システムが多数のドメインやユーザを収容し、実際に活発な運用を行っている場合、ログファイルのサイズが巨大化することがあり、本メニューの実行ではそこから関連ドメインのもののみを抜き出す必要があるためです。 ### allowlogk4 ### ウェブメール(K4)アクセスログの表示 ウェブメールシステム K4 がセットアップされている場合、そこへのログイン・ログアウトの記録を参照可能にするかどうかを選択します。 ただし、参照できるのは管理を委任されたドメインについての記録のみです。 ### smtpdefer ### SMTP 送信保留機能の利用 XMailCFG で [セキュリティ]-[SMTP送信保留] がオンになっている場合、その管理を許可するかどうかを選択します。 ただし、管理は委任を受けたドメインについてのみです。 ### myname ### 氏名等 ドメイン管理者の名前やその関連情報を自由に書いてください。この情報は委任にかかわるトラブルが起きたときに重要な参考情報になることがあるので、実在する正確な情報を維持することをすすめます。 ### myemail ### E-mail 等 ドメイン管理者のメールアドレスを書いてください。マスター管理者からの連絡先になります。 続けて関連情報も自由に書くことができます。この情報は委任にかかわるトラブルが起きたときに重要な解決手段になるので、正確で有用な情報を維持することをすすめます。 ### myphone ### 電話番号等 ドメイン管理者の電話番号やその関連情報を自由に書いてください。電話番号は緊急時の連絡先として重要です。この情報は委任にかかわるトラブルが起きたときに重要な参考情報になることがあるので、実在する正確な情報を維持することをすすめます。 ### myaddress ### 住所等 ドメイン管理者の住所やその関連情報を自由に書いてください。この情報は委任にかかわるトラブルが起きたときに重要な参考情報になることがあるので、実在する正確な情報を維持することをすすめます。 ### mymemo ### メモ ドメイン管理者に関する任意のメモを自由に書いてください。 ### masteremail ### マスター管理者E-mail マスター管理者とはこの XMailCFG を管理しているあなたのことです。ドメイン管理者にとってトラブル時のよりどころにになるのがマスター管理者です。 ここにマスター管理者のメールアドレスを書くと、ドメイン管理者がログインした最初のページにその案内が表示されます。 メールアドレスを公開しない場合、たんに "マスター管理者に問い合わせてください。" という文言を表示します。 ### masterphone ### マスター管理者電話番号等 マスター管理者とはこの XMailCFG を管理しているあなたのことです。ここにマスター管理者の電話番号を書くと、ドメイン管理者がログインした最初のページにその案内が表示されます。 電話番号に続けて "(10:00-17:00 対応)" などと書かないと環境によっては電話攻めに遭うかもしれません。 電話番号を公開しない場合、たんに "マスター管理者に問い合わせてください。" という文言を表示します。